2011年7月11日月曜日

運と引き寄せの法則といい親とは

先日ウィンブルドンの決勝をラジオで聞いていました。第4セットの山場でナダルの打ったボールがネットに当たり、相手コートにぽとりと落ちて、大事な大事なブレークポイントを取るという場面がありました。その時に解説の人が「いくらナダルでも運って必要ですからね。」と言っていました。

テニスに限らずスポーツって運が左右することって多いですよね。我がタイガースも前々回とその前の試合はどちらも肝心なところで相手チームのエラーがあって勝ちました。その逆に昨日の試合は安打数は断然多いのに、1点も入らず負けました。

でもこうして考え出すと、人生って運も大切どころか、運やめぐりあわせが一番大きい要因の気がします。

まずそもそもの生まれるところから、何万という精子のうちのたった一つが受精するわけだし、その一つ一つの精子が違う遺伝子、染色体の組み合わせを持っているんだから、人間なんてそれこそ運というかめぐり合わせで生まれるもの。この精子がもしも別のだったらもっと勉強ができたとか背が高かったとか、心臓病の遺伝子を持ち合わせなかったとか、キリがありません。

受精してから生まれるまでだって、その間に何かがうまくいかない可能性は山ほど。流産の確率は4分の1だか10分の1だかですが、きっと妊娠ということが判るまでに受精卵がうまく着床しないなんて事は山ほどあると思いますよ。だから受精後ちゃんと生まれてこれると言うだけで、かなりの運が必要なんですよ。

その後の友人だとか影響される人との出会いも運だし、恋愛だって結婚だって、世の中のすべての男女の仲から選べるわけじゃないんだから、やっぱり運。出会いのある範囲の人で、その時独身だとか年齢的なものとかいろいろ条件がそろっている人の中から選ぶわけだし。

そもそも選ぶなんていう以前に、あのちょっとしたきっかけがなかったらこの人とは付き合っていなかった、結婚していなかった 何てことも普通でしょう。私だって、もしもあの時隣に座らなかったらとか、あの時にあの人が席を立っていなかったらこういうことには・・・・なんて事が身に覚えがあるし。

中学校や高校の中の良かった友達で、苗字のはじめの字が50音字で近くということはありませんか? たとえば私が高校1年の時の友達で今もとっても仲がいい友達は岡田さんといいます。私は加藤さんなのですが、出席簿は隣どおし。高校に入って初めの数週間席が隣どおりだったのが仲良くなったきっかけです。こういう人は多いそうです。

エイブラハムは引き寄せの法則の教えで、「行動によって得られる結果は良くても中庸。まずは頭の中で何を考えるかが一番肝心」 と言っています。たとえば、上司が嫌な人で職場をやめても、だんなの浮気で離婚しても、もしも自分の頭の中身を変えない限り、また同じような上司のいる職場に就職するし、また再婚相手に浮気されるということです。

運と引き寄せの法則はちょっと関係ないかもしれませんが、あれこれいろいろ悩んで、何とか小賢しくあせくせがんばっても、自力でできることは限られてるんじゃないかなあと言うことです。エイブラハムによると、周りの状況や周りの人間を変えようと力を使ってもエネルギーの無駄。変えられるのは自分の頭の中身だけ。なので、どんなときもできるだけ楽観して、物事のいいほうを見るようにして、どんなことも最後にはうまくいくということを忘れないで、運を呼び寄せようと言うことです。

でも別の人が言っていましたが、引き寄せの法則や神を信じてる人でも、自分にとってそれほど切実でないことは天命に任せることができても、すごく重要なことは何とか自力でうまく物事を強引に持っていきたいとじたばたしてしまうものなんですよね。

久しぶりにエイブラハムのことを書いたついでに、今日のエイブラハムのクオートが今の自分に直接言われているようにぴったりだったので、書いておきます。


Effective parent is a happy parent. Effective parent laughs a lot and doesn't take things too seriously.
(いい親というのはハッピーな親。いい親はよく笑い、物事にあまり深刻にならない。)

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2 件のコメント:

こんの さんのコメント...

> まずそもそもの生まれるところから、何万という精子のうちのたった一つが受精するわけだし、その一つ一つの精子が違う遺伝子、染色体の組み合わせを持っているんだから、人間なんてそれこそ運というかめぐり合わせで生まれるもの

あつこさん 今日のそれ、大きな同感!
運命の出合い! そう思ってます
だからこそ、この出合い、今を大切にしたい
今日は佳い日だ(笑い)ありがとう

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、ありがとうございます。この世に今までどれだけの人間が生きたかを思えば、出会う人はすべて運命の出会いなんですよね。偶然なんてないと私は思っています。