2011年6月14日火曜日

女の子は仲良しです

水泳の大会のことでまたちょっと書きます。

水泳の大会と言うのは大まかに分けて2種類あります。クラブ対抗のチームイベントと個人イベント。

チームイベントは、それぞれのイベントに4つから8つくらいのクラブが集まり、年齢別、男女別のリレーや個人競技のポイントの総合を競い合います。なのでそういうイベントにはそれぞれのクラブが40人くらい選手を連れてやってきますがからとっても賑やかです。泳ぐほうも応援するほうもチームとして盛り上がってるし、勝っても負けても楽しいイベントです。

個人競技のほうはクラブを通して個人が参加し、それぞれの年齢別に競い合います。大会にもよりますが、大きい大会は出場資格タイムを出さないと出場できないので、 なかなかレベルが高く真剣です。レースが終わると順位が発表され、この順位はイギリスの水泳協会のデータベースに入り、地域ランキング、全国ランキングがでます。上位にはメダルが出ます。

こういう個人大会はチーム競技に比べるとすごく真剣で、ある意味楽しくありません。シリアスすぎるんですね。それに誰もが出場できるわけではないので、大きい大会になればなるほど、クラブメートが一人もいないっていうこともよくあります。

それでここからが本題なんですが、この週末の大会もうちのクラブからはルイとチャーリーの二人だけでした。でもチャーリーは他のクラブにも顔見知りや友達がいて、ウォームアップでも、レース前に並んでいるときも、競技が終わってシャワーを浴びてるときも、誰かと楽しそうにしてます。この知り合いというのは、別の大会や前回の大会で顔見知りになったライバルたち。久しぶりに会って楽しそうです。

レース前に並んでいるのを見ていると、当日初めて会ったブリストルのクラブの女の子とずっとおしゃべりしています。決勝だと言うのに緊張感なし、レーンを間違えるんじゃないかと心配しました。

一方ルイは他のクラブには誰も友達も顔見知りもいません。名前も顔も知ってる男の子がたくさんいるんだけど、ライバルはライバル。 口も利いたことないようです。

こうしてよく見てみると、チャーリーだけではなく、女の子はみんな回りの誰かとおしゃべりしてます。男の子はその逆。口を利かないどころか視線も合わせません。びしびしと火花が散っていそうな雰囲気です。チャーリーのほうが年が小さいので年齢のせいもあるかもしれませんが、それにしてもこんなところで男女の差が出ています。

ルイによると、男の子はみんな競争相手とは、特にレース前には口を聞かないそうです。でもレースが終わるとちょっとは言葉を交わすらしい。緊張感の問題かなあ。

日曜はルイは表彰式の前に数分待っている間、2位になった男の子とちょっとおしゃべりしたそうです。お互い少なくとも今まで10回は競い合ったことあるし、もっと早く口を利いていてもよさそうなものなのに。男の子って「競争相手=敵 」という意識が強くて、レースはレースとなかなか割り切れないみたいです。

一方チャーリーはルイより先に決勝が終わったのにぜんぜん戻ってきません。見ているとクールダウン用のプールでさっきまで競い合っていた他のクラブの友達と長々と遊んでいました。その後また別のクラブの女の子と一緒にシャワーを浴びて、ずっとおしゃべりしていました。もしかしたら年齢的なものもあるのかもしれませんが、やっぱり女の子は可愛いですね。

野球は今日はサヨナラ勝ちで岩田君完封勝利で涙!

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2 件のコメント:

こんの さんのコメント...

うふ 男と女 そういう視点 面白い!ですねぇ

Atsuko さんのコメント...

同じように育ててるつもりなんですが、やっぱり女の子は社交性がありますね。