先日ラジオを聴いていたら、「幸せを感じる瞬間」というテーマでリスナーが電話をしていました。それを聞いていて、昔村上春樹が書いていた「小確幸」を思い出しました。これは彼のつくった言葉で、「小さな確固とした幸せ」の略だそうです。
彼があげていて印象に残ってるのは、「引き出しに整然と並べられた下着や靴下」というもの。どうやら彼はきちんと秩序正しいものが好きなようです。
そこで私も考えてみました。テーマを絞って、「幸せを感じさせる匂い。」を。
まず朝起きて窓を開けて吸い込む外の空気の匂い。
日本茶の茶筒を開けるときの匂い。コーヒーは飲まないのだけど、匂いは好きですね。
やきたてのパンの匂い。スーパーでたまにすごくいい匂いをかぎます。
外に干した洗濯物を取り入れてたたむときの匂い。これって太陽の匂いなのかなあ。
夏に芝を刈った後の草の匂い。
新しい本を開けるときの匂い。インクの匂いでしょうね。
チャーリーの部屋の匂い。女の子なので、いろいろシャンプーとかの混じったにおいがします。
アロマセラピーをした後の部屋の匂い。
自分の部屋の匂い。多分アロマセラピー用のオイルがおいてあるから。自分の部屋に行くたびにいい匂いがするって言うのは、幸せなことですね。
暖炉の匂い。うちにはないのですが、冬に隣の家の煙突から匂いが漂ってくる。
オレンジの花の匂い。これってなんともいえないすごくいい匂いです。時々オレンジやみかんをむいても、すごく気分のよくなる匂いに出会います。
こうして「幸せな匂い」を考えるのって楽しいですね。皆さんも何かこれはというのがあればコメントしてください。
4 件のコメント:
ずいぶんと昔のそれなのですが、夕方になると風呂を沸かす石炭(亜炭)の匂いが好きというか、なんか幸せを感じました
これもまた昔、まだ自動車が珍しい頃に伯父が車を運転してくると、あの排気ガスの匂いが好きで、自動車の後を追いかけてガソリンの匂いをかいで喜んでました
今の排気ガスのそれとは違ってましたね
アイロンの匂いもなんか幸せを感じました
濁酒(どぶろく)が発酵するあの匂い(香り)もよかったなぁ
今は、味噌汁の香りがいいですねぇ
雨上がりの土の匂い。
新緑と森の香り。
これからはマンサク(アジア原産)の花のほのかな香り。
マニアックです。(笑)
こんのさん、お風呂を沸かす匂い。わかります。うちも祖父母の家が薪で沸かしてました。それから排気ガスとは違いますが、実はガソリンの匂いとか石油ストーブの匂いは好きですね。
どぶろくの匂いは、なんだか想像できるようなできないような。
山歩きさん、ああそうそう、雨上がりの土の匂い、そして新緑の匂い。これって原始的な本能的な匂いですね。あとは秋の森の腐葉土のにおいもいいですね。
マンサクの花って一体何なのだろう。
それにしてもこうして幸せな匂いを思い出すだけでもなんだか気分がよくなりますね。
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