今日は一年に一度の、世の中で一番つまらない家事をしました。冷凍庫の解凍です。これって本当に誰にも感謝されないし、目に見えるところがきれいになるわけでもないし、つまらない。でも年に一度くらいはしないと霜で一杯になるし、そうなると電気代が無駄らしいし、しょうがありません。昔友達のとこにディナーに呼ばれて、お土産にハーゲンダッツのアイスクリーム買って行ったら、その家のフリーザーが霜でいっぱいで開かなくて、入れられなくて溶けてしまったということがありました。 そういうことにならないためにも。
シティーで働いていたときは、セールスデスクで隣に座っていた女性が、上司に「週末は楽しかった?(Did you have a nice weekend?)」と聞かれるたびに、「冷凍庫を解凍した」と答えていたのを思い出します。彼女はその上司が嫌いで、しかも彼女はだんなさんと仕事の関係で別居していて(ご主人はオーストリアの銀行で働いてた)、一人で週末を過ごすことが多く、週末の事を聞かれるのが嫌だったみたいです。それでこんな返事してたんだけど、そういわれると確かに返す言葉がないですね。
本当は年に一度といわず、2ヶ月に一度位するべきなんだろうけど、うちはたいてい冷凍庫がいっぱいなので、なかなか機会がありません。でも冬になったらフリーザーのドアを開けておくと寒くなるし、重い腰を上げて、明日買出しに行く前の今日しました。
2週間くらい前から計画していたので、先週は買い物も控えてなるべく中身を減らすようにしていたのですが、やっぱりまだまだたくさん中身がありました。
写真で見ると、お肉4パック、魚2パック、ソーセージ、ムール貝、パン2斤、ピタブレッド、自家製パン粉、アイスクリーム、アイスキャンディー5つ、ベーコン、日曜にIKEA で買ったミートボール、グリンピース、スモークサーモン2パック、去年取れたえんどう豆、同じく去年からあるパンプキンの身2袋、今年採れたソラマメ、イチゴ2袋、ブラックベリー3袋、かに捕りの餌用の魚、パイの生地、使いかけの餃子の皮、そして納豆一パック。 よくあるなあ。3週間くらい買い物に行かなくても良いんじゃないだろうか。
3時間くらいで解凍できたので、冷蔵庫に移し替えていた上記のものは溶けていなくて大丈夫でした。よかったあ。
そういえば家の保険で、泥棒とか火事のための家財道具の保険をかけているんだけど、その中に冷凍庫の物という項目もありました。冷凍庫が壊れ中の物がだめになったら、保険が下りるんです。そういえば確かに金額にすれば100ポンド近くにはなるなあ。
それで思い出しましたが、作家の村上春樹さんはコロッケが大好きで、昔たくさん自分で作って冷凍していたら、冷凍庫が壊れて全部だめになってしまったことがあるんですって。そういうのは、お金が戻ってくれば良いって物でもないなあ。(でも彼の作ったコロッケ食べてみたいなあ。)
とにかくこれでまた1年解凍しなくても良いので、またいろいろなものが冷凍庫にたまっていきそうです。
2 件のコメント:
冷凍庫 うう、どうして霜でいっぱいになってしまうのかなぁ あんなふうにならないようにって作れないのかなぁ?...
厄介なことですよねぇ
でも、もう冷凍庫のない暮らしなど考えられないですよね
一番利用するが製氷器ですね 男(私)はなかなか料理しない(できない)ので、飲物に、また麺類(これは私が上手)を茹でた後に腰をつけるのに使います
うちは冷蔵庫は自動で霜取りをするのですが、冷凍庫は自分でしなければいけません。
冷蔵庫って便利だからいくら大きくても、一杯になってしまいますね。うちは庭で取れすぎたイチゴとか作物を冷凍するから、それですごく場所をとります。1年も冷凍するなら、その電気代を考えれば、買ったほうが安いかも。
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