日曜の朝、娘チャーリーがジムから帰ってくる途中、国道から我々の村に入る道の一つ目の農地のゲートにごみが山ほど捨てられているのに気づきました。
英語ではFly Tippingというのですが、車窓からごみを捨てるとかいうレベルではなく、家や工場からのごみを不法投棄することです。この村は大きな道からすぐなので、心ない輩が早朝などにごみを捨てるのにちょうどいい場所にあるのかもしれません。しょっちゅうあるというほどではないけど、年に1-2回あります。
それでチャーリーは大きな袋を持って車でごみを集めに行きました。
このオレンジの袋、こんな大きさです。 隣に10リットルのじょうろを置いたので大きさがわかると思います。とても担いでは持って帰れない大きさでした。
ごみはプラスチックやらビニールやら、缶やら瓶やら。おもちゃもありました。
家に帰ってそのことをFBに写真と一緒に載せました。
すると翌朝、知らない人がそのFBのポストにコメントしてました。チャーリーがごみを拾う前の写真をのせて、「これですか?」とのことでした。それで村の人かなとおもってYesと返事しておきました。
その夕方、誰かがドアをノック。開けてみると若い女性が花束とチョコレートをもって立っていました。「これ私のお父さんから。」とのこと。ごみを片付けてくれたお礼だというのです。その男性は、どういう関係かわかりませんが、不法投棄の話を聞いて、なにか証拠になるものが入ってないかと見に来たら、もうすでにチャーリーが片付けた後でした。まあとにかく、きれいにしてくれてありがとうということです。
全然そんなつもりではなく、ただ村にごみが落ちているから拾おうというチャーリーの善意だったのですが、善意が善意を生むみたいな感じでした。
しかもその女性は、チャーリーが小学生の時仲良くしていた近所に住んでいた女の子でした。でも中学生くらいの時に親の離婚で引っ越しして、疎遠になっていたのでした。最初見たときはわかりませんでしたが、名前を聞いて思い出しました。
ポジティブな出来事でした。
ではこちらのクリックもよろしくお願いいたします。
2 件のコメント:
いいね! わが町はわが庭、
私も職場に物が落ちていたら披露し、山道にごみがあったら拾うことがあります。
街に落ちてても拾わないな~わがxxと思っていないんでしょね。
山歩きさん
確かに、町でもポイ捨てはしないけど、拾いはしないですね。最近はプラスチック汚染の野生動物への影響が関心を集めていて、ごみを拾う人は多いです。この辺では、しょっちゅうビーチクリーンのイベントが行われています。山は海よりはごみは少ないのでは?
コメントを投稿