2010年8月29日日曜日

花火と焚き火大会

昨日はトリントンという隣町で花火と焚き火大会があったので行って来ました。

これはただの花火ではなく、この街で1600年代に起きた歴史的イベントを記念して行われます。この行事自体は40年前から始まったそうで、大掛かりなので毎年行われてるわけではなく、4年に1回くらいのようです。

何をするかというと、街の大きな広場(サッカー場くらいの大きさ)に何ヶ月もかけて大きなお城が作られ、これに火をつけるというものです。火をつけるくらいなので材質はベニヤと紙などだと思うんですが、なかなか立派なもので、ちゃんとわたれる跳ね橋もついてるし、屋上にも上れるようになっています。大きさは普通サイズの小学校くらいはありました。

昨日は天気も良かったので、おそらく1万人以上は来てたんじゃないかなあ。帰りはPL の花火大会のように混んでいました。(でも人数はおそらくPLの2000分の1くらいでしょう)。花火はなかなかというか、期待した以上に景気よくたっぷりと上がっていて、すごくよかったです。最後のトリの部分などはPL に負けないくらい。その上後ろではお城ががんがん燃え上がってますから、なかなか見ごたえがありました。

これが始まる前。この前で長々と劇のようなものが演じられました。


まず花火が5分くらい上がり、そのうち弓手が10人くらいやってきて、40本くらい火のついた矢を射ます。でもそのくらいでは火は燃え上がらないので、改めて後ろで着火されます。そしてやっと本格的に燃え始めました。そして花火がまた同時にバンバン上がります。すごい迫力。



そしてそれから10分もしないうちにこんな感じ。こうなると熱くて、避難しないと見れません。

3 件のコメント:

こんの さんのコメント...

>1600年代に起きた歴史的イベント
具体的な内容を想像してみたが...どんな出来事だったのかなぁ
それにしても大掛かりなイベントですねぇ

日本では、ね PLの花火も楽しまれたのですね
花火大好きです。「天童の家」でも15日に花火を並べてます

あくあ さんのコメント...

すごいね。昔、何があったの?

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、あくあさん
1600年代の半ばに内乱が起こったようです。それで王様側と市民側が戦い、市民側が間違って教会を爆破してしまったのがその由来らしいんですが。でもこれ、こんな郷土の歴史なのに、なかなか調べても出てきませんでした。今は花火と焚き火がそれ自体メインイベントになったようです。