2009年5月16日土曜日

競泳と「セックス・アンド・シティー」

今日も子供たちの競泳がありました。今日はルイもチャーリーも二人とも泳いだので、家族で午後4時前から出かけて、帰ってきたのは10時くらいでした。場所はクレディトンという車で1時間強のところ。子供がだんだん大きくなると、スポーツの試合は大体遠征で、1時間くらいならもう平気になってきました。今はラグビーシーズンが終わったのでラグビーの試合はないけれど、試合があればこれはまた日曜も朝の11時キックオフの試合が遠いところであったりします。

ガソリン代だけでも馬鹿にならないよ。特にまた最近少しずつ値段が上がってきているけど、日本でもそうかな。

クレディトンはここ北デボンからデボンの真ん中に向けて田舎道を延々と運転していきます。それでルイは帰りは車酔いしました。私も子供のころ何に乗っても酔ったから、気持ちがわかってかわいそうだった。

大会自体はクラブはまた勝ち、年に4回あるこのリーグの試合で、今年は全部勝ちました。ルイは3種、チャーリーは2種泳いで、ルイは50メートル自由形で、隣のレーンの男の子と目が合うほどに競り合って10分の1秒差で勝ちました。しかも自己最高記録を2秒近く更新したので、さすがのおっとりやのルイも嬉しそうでした。

はなしは今日も急に変わってテレビの話題。私は最近はほとんどテレビは見ず、特にむかしからドラマの類は見ないのですが、最近何度かアメリカのテレビドラマの「セックス・アンド・シティー」をみました。映画にもなっていたから、日本でも多分やっているんではないかな。

続けてみないのでキャラクターもわからず、話の続きもわからないので、あまり面白いとも思わなかったのですが、最近ちょっと面白いなあと思うようになってきました。

先日はシャーロットが結婚するというエピソードでした。結婚願望の強い彼女が偶然ある男性と出会い、運命的なものを感じて短期間に結婚に進みます。お金持ちの息子の彼はハンサムな投資銀行の銀行家。二人ともお互いにぞっこんで、とっても幸せそう。(シャーロットも黒髪で日本人好みの超美人です。)

その結婚式の前夜、女友達4人(メインキャラクターたち)で飲みに行きます。そしてシャーロットは彼とまだ夜をともにしたことがないと皆に語り、後の3人がすごく驚く。(ちなみにシャーロットは34歳で男性経験はまずまずあり。)そして皆は「そんなのテストドライブしないで車を買うようなものだ。」といいます。

その夜少し酔ったシャーロットは、彼の家にあらわれ、ベッドを共にします。でもそれがうまくいかない。男性機能不全で、完遂できないのです。それでシャーロットが、こういうことは今までにもあったのと聞くと、たまにあるとの答えで、彼女はショックを受けます、

翌日の結婚式。ゲストが着席し、その前で新郎は神父と並んでシャーロットが音楽と共に入場してくるのを待っています。そのときシャーロットは、ブライズメイド(お嫁さんの隣に並んでベールを持ったりしてお手伝いする役割の女性。普通は親友がする。)のキャリーに、「実は」と昨夜のことを話します。

ゲストはなかなか新婦が入ってこないので、何があったのだろうと後ろを振り向いたり、ざわざわしはじめます。それでキャリーは仕方なく、「そんなこと誰にでもあることよ。結婚式の前で緊張していたんでしょう。大丈夫よ。」と彼女を促す。それでもシャーロットは前に進もうとしない。

それをみてキャリーは、「もしもいやだったら、気持ちを変えてもいいのよ。そうしたければ、今から外に飛び出して、タクシーを拾って逃げていこう。ほかの人が何を言っても、気にしなくていいから。」と言います。これを聞いてシャーロットはわれに返って、「いいえ、私は彼と結婚するわ。」と教会の通路を歩いていきます。

このキャリーの「タクシーを拾って逃げましょう」というのが、すごくいいなあと思った。本当に親友なら、そんな風に言ってくれるんだろうなあ。このシーンは短い場面で、そんなに重要な場面でもなかったのだけど、私には妙に心に残りました。女の友情って、こういうのが真髄だなあって。

結局このドラマが人気があるのは、こうした女の友情が描かれているからかなあ。でも見始めるときりがなく、「フレンズ」みたいに中毒になると困るので、やっぱりたまにしか見ないようにしよう。

3 件のコメント:

こんの さんのコメント...

「自己最高記録を2秒近く更新しての勝利」よかったですねぇ おめでとう!!

中毒するくらい熱中する番組って、いいですねぇ 中毒したっていいじゃないですかぁ
好きなだけ見たらいい... でも、中毒は暮らしに不都合なんですか
もしそうならやはりヤバイですなぁ

ガソリン 日本では高騰がおさまり、現在はまぁまぁの価格で(高いなぁ)とは感じませんです

あくあ さんのコメント...

女の友情の真骨頂、そうですね。やっぱ、タクシーで一緒に逃げ出してあげないとね。ただし、そのケースに関しては、そんなことよりもっと大事なことがあるから気にするなっていうと思うけどね。

ニューヨークの原油価格がじわじわ上がってきているので、まだ日本では一般のガソリンの価格には反映してませんが、そのうち少しは影響が出てくるでしょう。まあでも一時期の異常な価格にまではいかないと思う・・と期待しているけどねぇ。エコのためにはそれでガソリン車に乗る人が減ればいいか、という気もしないでもないけど。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、ありがとうございます。まだ10歳ですから、まだまだがんばって更新していくと思います。

「中毒は暮らしに不都合」というのはいえてますね。まあテレビでも何でも、好きなものがあるというのは、なに見てもつまらないというよりはいいことですが。

あくあさん、うーん、私だったら「そんなこと気にするな」とはいえないなあ。やっぱりタクシーってことになるかな。

ガソリン代があがっても、うちのように車しか交通手段のないところに住む人はは、車に乗るしかないから、切実です。なるべく用事をいくつもまとめて、チョコチョコ出て行かないようにしていますが、そんなの知れてるしね。でも車の値段自体が10年位前よりずいぶん安くなってきたけど。