2009年5月9日土曜日

ルイの水泳とコッテージパイ

今日もルイは水泳の大会でした。場所はキングスブリッジという聞いたこともないところ。選手リストに出席と書いた後で、ここから120キロくらい離れたデボンの最南端の町と知りました。私たちが住むのは北デボンです。デボンはイギリスで一番大きい州で、道も田舎道が多く、北から南まで行くと2時間半くらいかかるんです。

まだ小さいうちは、どこかに行くといってもせいぜい30キロくらいの場所でしたが、大きくなってきてスポーツなどの大会があると、どうしても大きい町の多い南デボンに行くことが多くなる。ガソリン代だけでも馬鹿にならないなあ。

でも今回は水泳クラブがバスを手配してくれました。チームがそろっていくのはチームスピリットがあがっていいし、値段も格安の一人1ポンドです。車で行くとガソリン代30ポンドはかかるだろうから、大助かりです。運転しなくていいし。

でも玉に傷は、観光バスは車より時間がかかるので、すごく時間がかかるということ。5時15分のウォームアップで、2時15分にバスがビデフォード出発だったので、ルイとでイブは1時45分に家を出ました。今10時10分を回ったのですが、まだ帰ってきません。途中で止まってフィッシュアンドチップスでも食べているのだろうなあ。

本当は私もルイの雄姿を見たかったのですが、そんなに長い時間がかかるイベントにチャーリーを連れて行くのもかわいそうなので、デイブに連れて行ってもらいました。本当は彼もいやだったようですが、どちらにしろ一人がルイを連れて水泳に、一人はチャーリーの世話(といっても8歳なので大変ではないけど、やっぱりほっては置けない)をしなければいけないので、誰も自由な時間なんてないんですよ。

さて晩御飯は、そういうわけで私とチャーリーだけになりました。で、二人分なんて何を作っていいかわからないんですよね。子供が生まれる前はいつも二人分作っていたし、一人で住んでいたときは一人分だけだったのに、多く作るのに慣れると、少量ってとっても作りにくい。

それでパスタとかできあいのソースを開けようかとも思ったけど、どれも4人用とか家族用なので、あけると残る。それにあんまり手を抜くのもチャーリーに悪い。

それでベジタリアン・コッテージパイを作りました。これがどういうわけかとってもおいしくできた。どういうものかというと、野菜やら豆やらの入ったトマトソースで似たシチューのようなものの上にマッシュポテトを載せて、その上にチーズを乗せてオーブンで焼くというもの。二人だからと材料をへらしたつもりだったのですが、マッシュポテトってある程度多く作らないと、なべとマッシャーにくっつくばかりで、まともな量が作れないし、野菜を煮るトマトの缶も、手抜き用のベークドビーンスの缶も、2人だろうと4人だろうと、一缶入れます。それで結局いつもと同じ量ができてしまいました。幸いにもチャーリーがおいしいとおかわりしてくれたので、大量に残らなくてすんだ。

もうすぐ10時半ですが、まだ帰ってきません。でもさっきルイからテキストが来て、「ほかのチームは強すぎた」との事でした。負けたようですね、ルイちゃん。

4 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

作るものがすっかり外人なのねぇ。でもおいしそう。試してみようかな?けど、うちの彼肉食なので、ベジタリアンじゃ我慢できないだろうから、チキンで入れましょうかね・・。

Atsuko さんのコメント...

普通のコテージパイはベジタリアンではなくて、牛ひき肉を入れるんですよ。羊を入れるとこれがシェパーズパイになる。

たまねぎとにんにくのみじん切りをいためて、お肉を入れて、お好みでにんじんとかセロリとかピーマンとかを入れる。(大体ありあわせ)そして缶のトマトを、4人分なら2缶入れて、煮る。スパゲーティーのミートソースくらい煮に詰まったら、耐熱のグラタン皿などに入れて、上にマッシュポテトを1センチくらいの厚さに広げて、上にチーズをかけてオーブンで表面が茶色になるまで焼く。あ、煮るときに適当に塩コショウとかハーブとかで味付けを。

写真とっておけばよかったね。イギリスではごく普通の家庭料理です。

あくあ さんのコメント...

レシピありがとう。トマトソースはラタトゥイユって感じですかね。大体想像した通りでした。今度試してみます。

Atsuko さんのコメント...

私は大雑把に作るけど、家庭によっていろいろバリエーションがあるみたいですよ。
作ったらおいしかったか教えて。