2020年2月26日水曜日

Seed Swap

春らしい話題、春らしい話題。ということで、Seed Swap, 種の交換会に行ってきた話です。

家庭菜園や園芸が好きな人は経験あると思うんですが、種って一袋買うと、余るんですよね。まあ来年のために置いておいてもいいんですが、古い種ほど発芽率が落ちるし、ニンジンなどは一袋に3000粒とか入ってますから、いくらなんでもそんなには必要ありません。

(ちなみに、小さい種ほど衰えやすいそうです。にんじんはその例。それから冷蔵したほうが長持ちするとのことで、私は使いきれなかった種は冷蔵庫で保存してます。)

それに種って、いろいろ買うと高いから、交換するというのはいいアイデアだとむかしから思っていたのですが、こんな田舎でも菜園をする人は限られているので、今までしたことはありませんでした。

それが、私の所属してるExtinction Rebellionという、反地球温暖化の環境団体の主催で、近所で交換会がありました。

交換会ということですが、別に何も持ってこなくても、種はあげますよとのことでした。私はまだ今年は種を買ってないので、育てていた針葉樹の小さい小さい苗と、自分で集めた発芽直前のプラタナスの種をもって行きました。もらってくれた人、いるかな。この針葉樹、実は20メートル以上の大木に育つんだけど。

置いてあった種は、ワイルドフラワーとかメドウ・ミックス(Medow mix)などの素敵な種もたくさんあったのですが、私は実用的に、豆類とカボチャ類、そしてズッキーニの種と、レタス系の苗とミントの苗をいくつか貰ってきました。

支払いのかわりにミツバチのチャリティーへの募金を募っていたので、そこにお金を入れてきました。

店で売っている野菜は、運送コストや廃棄などの無駄が多いので、自分で育てるのがもちろん一番環境にはいいです。(Co2の排出量が少ない。)それで、Extinction Rebellionでは、コミュニティー菜園などの活動が盛んです。今後温暖化が進むと、農地が海面下に沈んだり、干ばつやイナゴ災害などで、食糧危機が予想されます。それに備えて、今から自給自足を学ぶことを勧められています。

温暖化でなくても、今みたいにコロナウイルスのパニックで、店が売り切れになったり、自己隔離で買い物に行けないなんてことになったら、最終的には、やっぱり自分で食料を生産できるというのは強いことだなあと思います。そういえば、つい最近のブレクジットの時も、そう思ったな。

世界が危機になったら、最後は自給自足できる人のみが生き残るのだ。札束が食えるか!

ではこちらもお願いいたします。






0 件のコメント: