ここ10年くらいは日本に行くときはいつもKLMのブリストル発で行ってました。もっと安い切符はヒースローから乗ればあるんだけど、家からの距離が倍くらいになるし、面倒なのでこれに決めてました。ところが今年は値段が跳ね上がっていたんです。この便だけでなく、日本行きの欧州の航空会社の切符は例年の倍に近いぐらいでした。それで勇気を出して、初めて中国の航空会社を試してみました。
中国南方航空は広州乗換え。そう決めたらそれはそれで楽しみでした。
乗ってみた感想は、 飛行機自体や機内サービスは悪くはないけどやっぱりまだ国際的レベルには達してないかなと思いました。
まずオンラインチェックインがスムーズに行かないんです。乗る前日の午後からしかチェックインできないのがそもそも不便だし、サイトも使い勝手がすごく悪かったです。かなりストレスでした。ちなみに空港で見てみると、オンラインチェックインしていた人はあんまりいないようでした。
そして一番冷や冷やしたのが、広州での乗り換えでした。行きは1時間20分しかなかったのですが、乗り継ぎするのに、パスポートと搭乗券チェックの列に並ばないといけないんですが、混んでるわけでもないのにこの列がぜんぜん動かないんです。結局無理やり係りの人に言って、先に行かせてもらいました。
空港が無駄に広くて(この話はあとで)、全力疾走で搭乗口にたどり着いたときは、肺が焼けそうでしたよ。
そして関空についみると、預けた荷物がひとつ届いていませんでした。でも失くなったわけではなく次の便で来るとのことで、翌日には家に届いたし、当面の補償金として8000円くれました。(しかも、届いてみるとスーツケースが少し破損していたので、別途5000円支払われました。)
飛行機は、ロンドンからでも中国人のお客さんが大半でした。広州から大阪にいたっては、日本語でのアナウンスすらないくらいみんな中国人でした。機内雑誌も(すごく写真がきれいな雑誌でした)全部中国語。こんなのは初めてです。フライトアテンダントの英語も機内アナウンスメントも聞き取りにくかったです。
帰りは広州の乗換えが7時間だったので空港をじっくり見ました。これはかなりのがっかりでした。広くてきれいではあるんですが、店もレストランやカフェも、国際航空のレベルではぜんぜんなかったです。特に店員やウエイトレスの態度が中国そのもの。日本の丁寧なサービスに慣れていた子供たちは目を白黒させてました。中国の街中のお店やレストランのレベルかな。。。。というよりも、広州ってこんなものなんでしょうか。10年位前上海にいったんですが、上海の街中のお店のレベルは(西洋的目線で言うと)もっと上でした。
ま、我々の飛行機はその後4時間も遅れて、この空港で合計11時間も時間をつぶすことになったので、余計印象悪いんですけどね。
この航空会社で行ったことで3人で1000ポンドくらいお金が浮いたし、結局無事に往復できたからよかったんですが、色々冷や冷やしたりストレス溜まったりしたし、次回は使わないかな。あと数年したらよくなる気もしますけどね。
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2 件のコメント:
中国はまだそんなもんなんですね。私はどうも行く気がしなくて、大昔に行ったっきり経済成長した後の中国に行ってないんだけど。
私は今回、一年ぶりに渡米し、久しぶりのロサンジェルスですが、入管手続きが機械でびっくり!早い!
上海に10年近く前に行ったんだけど、上海は広州よりもぜんぜん進んでたわ。お洒落な店やすごい高級店もいっぱいあったし。広州では空港のカフェですら、あちこち欠けたカップでお茶が出てきた。都会と田舎の差が大きいのかな。まあ上海って広州より100年くらい進んでるもんね。
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