イギリスにはバジャーという野生動物がいます。たぬき系の動物だと思うんですが、大きさは小型犬よりちょっと大きいくらい。白と黒でかわいい外見です。
このかわいい動物なんですが、最近道路わきで車に轢かれて 死んでいるのをよく目にします。昨日隣の町まで20キロ近くの国道みたいな道を運転したのですが、5-6匹の死骸を見ました。
この時期は車に引かれた動物(Roadkill)をよく見ます。春だから陽気に誘われて出てきて轢かれるんでしょうか?一番よく見るのは雉で、あとはウサギとか狐。でも今年はいやにたくさんのバジャーを見ます。
このバジャー、実は結核菌を運ぶという疑いをかけられていて、酪農農家に嫌われています。(牛乳に菌が入ると大変ですからね。)地域的に、バジャーの駆除も実験的に行われています。
今年こんなにバジャーの死骸を見るのって、もしかしたら結核と関係あるのかな。結核に感染したバジャーが、弱ってふらふらと道路に出てきて轢かれているとか?
田舎の野生動物って聞こえはいいけど、実際はいろいろな問題もあるようです。
ではこちらもよろしく
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2 件のコメント:
以前、コーンウォールの小農場兼B&Bに泊まったときに・・・
オーナー夫妻が言ってましたが、バジャーが道路脇で死んでいるのは、ほとんどが農家の人が駆除したものだと言ってました。
殺してそれを道路脇に置いて、車に轢かれて死んだように見せかけるのだとか。
そのご夫婦は環境問題に関心があって、バジャーの駆除には反対派でしたけどね。
以前発表になってた研究では、バジャー駆除と乳牛の結核とは相関関係があるとは言えない、っていうのもあったし、効果はイマイチという感じですよね。
ところで、青木まりこ現象って、初めて聞きました!(笑)
ねこなすさん、こんにちは。
デボンでも駆除のトライアルが定期的にニュースになってます。
「車に轢かれて死んだように見せかけるのだとか。」、そうなんですか。私が見たのは、それぞれ場所が数キロずつ離れていたので、それとは違うようでした。
この問題は、環境保護派とか酪農農家とか、それぞれアングルがあるので、どれが真実なのか見分けるのが難しいですね。バジャーに予防注射するのが一番なんだろうけど、それも至難の業でしょうし。
やっぱり青木まりこ現象、初耳ですか。あまりにもウィキのページが長かったので驚きました。
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