2010年12月15日水曜日

エリザベス1世

今日はルイはいやいや学校に行きました。まだ体調は100パーセントでは無いみたいです。チャーリーはそれほど具合は悪くは無いんだけど、熱が37度台から下がらず、明日もおやすみです。金曜がクリスマス前の最後の日だというのに。もういつが休みでいつが学校なのか分からなくなって来てます。

私は一応直ったけど疲れやすく、ちょっと階段を上がっただけで息切れしてます。運動はまだできないな。

自分も体調が悪いし、病人が家にいるので、家事をちょこちょこやったりするくらいで、なんとも中途半端な毎日が続いてます。それで今日はチャーリーが図書館から借りてきた本を読んでました。

エリザベス1世についての本です。彼女が11歳という設定で、彼女が書いた日記形式の本。もちろん本当の日記ではなく、事実に基づいたフィクションの日記です。

私は日本史も世界史も苦手というか嫌いというか、ほとんど興味が無いんだけど、それでもこの前後のイギリスの王室の歴史は、なかなか面白いですね。簡単におさらいすると、処女王といわれたエリザベス1世はあのヘンリー8世の娘です。ヘンリー8世は6人の妻を持ち、二人を断頭台に送った王様ですね。

エリザベスは処刑にあったアン・ブリーンの娘。エリザベスの異母姉妹はメアリー1世です。ヘンリー8世が死に、、そのあと息子のエドワード6世、その死後、メアリー1世、そしてエリザベス1世と異母兄弟間で王位が継承されます。まああの頃は皆短命だったみたいですね。

この本は子供の頃のエリザベスの視点で書いてあるので、歴史の勉強にはならないんだけど、それでもアン・ブリーンとキャサリン・ハワードの処刑のことなど、結構生々しく書いてあります。

それからその頃の王室の生活ぶりも面白い。エリザベス皇女ですら3週間に1度くらいしかお風呂に入らなかったとか。クリスマスなどの食事のメニューなんかは20コースくらいの食事が出てきた場面だとか、結構圧巻。でも料理のほうはそんなにすごいのに、衛生面ではすごく遅れていたようで、いかにお城が臭かったかが出てきます。

現代人の私たちは、お風呂だとか清潔だとかが当たり前と思ってるけど、実は昔は清潔さを保つのはご馳走を作るよりずっと大変だったようです。

どうしてこういう本を読んでるかというと、実は今読みかけてる本は、Three Pillars of Zenというかなりまじめな禅の本なので、なんとなく読む気がしなくて、チャーリーの本読んでるんですよ。チャーリーはもう1冊、メアリー1世の本も借りてきてるので、次はこれだな。

そうそう、ヘンリー8世って実は音楽の才能があったらしくて、イギリスではよく耳にするグリーンスリーブスという曲も彼の作曲した作品だそうです。

4 件のコメント:

こんの さんのコメント...

風邪は、万病の元などといわれるるように、軽視できません
ムリせずにね よく治してください
具合がよくない時は、すきなことをゆっくりやるのがいちばんです
なにもせず、のんびりとすごすのもいいことです
焦らずにお暮らしください

あくあ さんのコメント...

私も歴史って覚える科目だと思ってたから好きになれなくてあんまり勉強しなかったけど、人間のストーリーだと思うとすごく興味深いですよね。イギリス王室なんかどろどろですごいんだろうなぁ。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、ありがとうございます。なかなか今年の風邪はしつこいようです。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、日本も今はそうかもしれないけれど、子供が興味を持つように、最近はいろいろ面白さを前面に押し出して教えてるみたいですね。

この辺の王室の話は本当に血なまぐさくて、面白いですよ。