今日は子供たちの学校のハーフタームホリデーの最後の日です。天気がいいので何をしようか、またビーチに行こうかと考えました。デイブは昨日出張から、仕事先の大きなライトバンで帰ってきたので、せっかくなのでこのライトバンに自転車を積み、15キロくらい先のターカトレイルというサイクリングロードに行くことにしました。
時間が中途半端な時間だったので、お弁当持参で行きました。それにしてもイギリスのお弁当は楽です。サンドイッチを作ってラップに包み、きゅうりを切ってチェリートマトと一緒にタッパーに入れ、あとはポテトチップスとチョコレートと果物をかばんに詰めて、水筒に水を入れていくだけです。
このサイクリングロードは元単線の電車の線路があったところなので、どこまでも続いているのですが、私たちの目標は一駅、距離にしたら10キロくらいです。これをお弁当を食べるために止まったほかは、ほとんど休み無しで猛スピードで走りました。私はできることならもっとゆっくり走りたいし、ルイもデイブももっとペースを落としても楽しめたと思うんですが、チャーリーがすごいスピードで行きます。それを私たちが追いかける形で走りました。しかもルイの自転車はギアが18個もあって、なかなかいい自転車なのに、チャーリーのはギアは5つくらいで、しかもチャーリーにとってはかなり小さいんです。もちろん車輪の大きさも一番小さいですから、大人の自転車の倍くらいのスピードでペダルをこがなければいけません。それなのにまるで取り付かれたように、一目散で自転車をこいでました。
目的地に小さなカフェがあったので、自転車をバンに片付けたあと、そこでアイスクリームを食べることにしました。でも聞いてみると、もうあまりいいのが残っていません。それで車で川沿いの公園まで行って、そこに来ている地元で定評のあるアイスクリームの屋台から食べようということになりました。
その2キロくらいの道を走っているときにデイブが、『ああ、まさに夏らしい日だなあ』といいました。それを聞いて、私は無性に海に行きたくなりました。こんなに天気のいい日はあまりありませんから、そういう日は海に行かないと損なような気がしてたまらないんです。それで、結局さらに3キロくらい走って海に行き、そこで同じアイスクリームの屋台から買うことにしました。
私は都会育ちだし、デイブもチェシャーというイギリス北部の海から遠いところの出身なので、天気がいい=海に行かなければ、と感じます。でも子供たちは生まれてからずっとここなので、海に行くことがぜんぜん特別なことではないそうです。そういうのはもしかしたら、ちょっと残念なことなのかもしれません。
とにかくビーチでアイスクリームを食べて、さっさと帰ってきました。こんな風に簡単に海にいけるというのは、ありがたいことだなあ。
6 件のコメント:
海が近い って、ね ほんと羨ましい!
お子さんたちのそれ って、いろいろ考えさせられます
不足なものがあると、それを満たしたときの喜びが大きい
幸せの中でくらしていると、ついその幸せを見失うことがありそう
うん 今日のブログ (いいなぁ)です
ありがとう
デイブさんも戻られ、やはりみんなが揃うと安心でしょう
こんのさん、ありがとうございます。
私の育った大阪市内は、実は海や港に結構近いんですが、きれいな海ではなく、大人になるまで地理的に海の近くに住んでるとは気づきませんでした。
ここに越してきて15年近くになりますが、まだまだ知らない名所がたくさんあります。長く住めば住むほど、なかなかほかの土地には住めないような気がしてくる土地です。
お天気がいいと海に行きたくなりますね。でも私は海の近くで育ってますよ。まあまあきれいな海だったけど。自分では海の近くで育ったから海に行きたいと思うと思っていたので、まあ人それぞれ好き好きですよ、きっと。
あくあさん、きっとそうでしょうね。この土地に生まれて、ちょっとでも太陽が出ると海に行ってる人もいますからね。
冬のすごく寒いときでも冬用のウエットスーツを着て帽子とブーツを履いて海に入ってるサーファーがいますが、こういう人は土地の人ではないような気がするんだけど、どうかな。
人は自然をもとめるのは“自然”ですね。
海も山も、心が癒されます。
海はあの、波の音、特に濱から海水が引くときに小石や砂が擦れる音がいいですね~。
山は、風の音が良い。
大阪も今の住処も、「住めば都」ってところでしょうか。
でも私はやっぱり山が好きなので、山の麓に住みたい。
山歩きさん、この辺の海は砂浜ではなく、石がごろごろしてる浜もいくつかあります。そういうところはこのごろごろという音がします。大体大波小波の7回目くらいに大きいな波が来るので、そのときはごろごろいってなかなか迫力あり。
天気のいい日の海ももちろんですが、大風や嵐の日の海もいいんですよ、すごい迫力で。
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