2009年2月23日月曜日

ルイの絵

うちから車で5分のビデフォードの街に、バートンアートギャラリーという小さいけれど素敵な美術館があります。一階が美術館で、二回は博物館。二階ではビデフォードの歴史の展示、ビデフォードがそれで有名な陶磁器の展示、そしてこの美術館が所有する絵が展示してあります。一回の部屋では、6週間ごとくらいに展示物が変わって、あちこちから借りてきたアートが展示されます。来月は北斎や広重の浮世絵が展示されます。これらの浮世絵はイギリスではとても有名で、日本で言えばモナリザに当たるのではないかというくらい。だから多分、かなり話題になると思います。

ところで、今月は地元の学校の児童や生徒のアートを展示する月でした。この辺の小中学校から選ばれた絵や工作、彫刻、工芸など、100点くらい展示されます。今までもルイとチャーリーは何回か選ばれたことがあったのですが、今年は何も言いませんでした。それで今年は選ばれなかったのねと思っていましたが、ルイの友達の絵が地方紙に載っていたので、「アレックスの絵がバートンに展示してあるようね。」というと、ルイはけろっとして、「ウン。僕のも展示されているよ。」と言うのです。

それで昨日家族で見に行ったら、冬場は日曜は休館とのことで、見れませんでした。それで、じゃあ来週ねと言うことになりました。でもそれが今日子供たちを夜水泳に連れて行ったときにプールの入り口においてあった美術館のリーフレットを見ると、その展示は今日でおしまいとのことでした。

なんと悔しい。1月から展示されていたというのに、ルイちゃんが全然言ってくれないから。私なら、自分の絵が美術館に展示されていたら、皆に言いまくると思うけど。まあそんな風にレイドバックなところが、彼のいいところなんですけど。それにしても残念。さすがのルイも、今日でおしまいだったよと言うと、ちょっとがっかりしていました。「でもそのうち家にもって帰るから。」と言っていましたが、一度、美術館から戻ってこなかったこともありました。

でもいつかそのうち、ルイの絵をテートギャラリーやテートモダンギャラリーで見ることになるだろうから良いわ、と皆で笑って、気持ちを取り直しました。

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