2009年2月14日土曜日

クラリネット




ルイが今年から学校でクラリネットを週に1回習い始めました。イギリスって音楽教育ってほとんどなきに等しく、楽譜の読み方一つ教えないのですが、時々何かのきっかけで、どこかでお偉いさんの誰かが気まぐれで、この学校では一つXXXXを教えてみよう、などということになって、うちの学校でクラリネットを教わることができるようになりました。
楽器自体は学校にあって(学校自体がデボンの教育委員会のどこかから借りている)、それを使いますが、家にはもって帰れないので、学校を通してお金を払って借りることが出来ます。そうしようかなあと思っていたら、ピアノの先生が、古くて使っていないクラリネットがあるからどうぞ、とただで貸してくれました。
ルイは今まで4回くらい学校でレッスンがあったのですが、初めての日は、組み立てることは出来たけれど、音はでなかったといっていました。でもおととい先生がクラリネットを貸してくれると、3つ音を出せました。チャーリーもすごく吹きたそうにしていたので、先生がチャーリー用にもリーズ(クラリネットの吹くところにつける葦で出来たへらのようなもの。これで音が作られる。)を一つくれました。
それで今日、借りて以来はじめて組み立てて吹いたのですが、ルイはちょっと音を出すと、遊びに行ってしまいました。それでその後チャーリーが1時間くらい一人で練習していて、縦笛の曲の載っている本からもう数曲吹けるようになったのです。音も上手にでるし。たいしたものです。それを聞いてルイも、チャーリーに吹き方を教わって、練習していました。
私もちょっと吹いて見ました。確かに音を出すのが難しい。色々試してみてやっとでました。うまくでるようになると、口元でのバイブレーションが全身に響き、とても心地がいい。これうまくふけるようになると、全身で音楽を奏でているという感じがするだろうなと思いました。
今ピアノのレッスン、2週間に1度先生が来ていて、二人で30分ずつで1回25ポンド。もしもクラリネットも習いたいとなると、またお金がかかるなあ。でもまあ金は天下の回り物、必要となればどこか、今あるところからやってくるでしょう。デイブもギターを習いたいそうだし、そうなると私もピアノを習いたいかなあ。

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