2019年3月5日火曜日

友達を失うこと

50年以上も生きてますので、今までいろんな形で友達を失ってきました。

子供だった頃は、引っ越しで好きな友達と離れ離れになったことが何度もありました。しばらく文通とかしてましたが、ネットのなかった時代だし、やっぱり地理的に離れたらおしまいでしたね。幼稚園の時に隣に住んでいた男の子が仲が良くて大好きだったんだけど、引っ越ししてすごく悲しかったです。

その後は学校を卒業するたびに離れ離れになり、それでも今でも続いている友達もいれば、その後は音信不通になった友達もいます。それって、仲の良さというよりも、「まめさ」で決めてのようです。まめでない人はやっぱりつながりが切れちゃいますね。そういう人は、去る者は追わずのあっさりした性格なのかもしれません。

そして大人になってからは死別した友達もいました。悲しいことです。

でもここ数年は、ある意味それ以上に悲しい別れもあります。

なにか家庭だとか、本人のメンタルヘルスだとか。そういうのが事情で疎遠になっている友達もいます。そういうのって突然に起こるんじゃなくて、なんか1年くらいは不安定な感じで、疎遠になっても事情が大体予想付くから、こちらからもあまりプッシュはできないですね。周りの友達に聞いても、みんな同じようなもやもやした気持ちを抱えています。事情が家庭だとしてもメンタルヘルスだとしても、どちらもその本人が幸せでないわけで、助けになれるものなら助けたいけど、きっと助けることなんてできないから、本人が遠ざかってるんだろうなあ。こういうのは胸が苦しいですね。

そして最近数回あったパターンは、こちらから距離を置くようになった人たち。昔は仲が良かったり好きだったのに。でも何か歯車が狂ったのか、その人の悪い面が目につくようになってくる。自分の見方が変わったのか、それともあちらが性格が変わってきているのか。

こういうのは、やっぱり自分がいけないとか、もっと一緒に出掛けたりして昔の仲の良さを取り戻そうとか思うんだけど、心の中の溝は埋まりません。あちらがどう思ってるかはわからないんだけど、どうなんだろう。そして最終的には、やっぱりもう自然に距離を置こうということになります。

実は今日またそう思う一件があったので、こうしてここに書きました。

でもそういうケースはいくつかはあれど、やっぱり友達は宝だなあと思うことのほうが圧倒的に多いですけどね!

ではこちらもよろしくお願いします




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