2019年12月28日土曜日

Shop Stopped

11月の一か月間、Shop Stopしようと思い立ちました。ショップストップというのはその言葉のまま、買い物を必要なものだけに限ることです。

物質を買うと、それを生産するときに必然と原材料や生産にかかわるエネルギーが消費され、Co2が排出されます。つまりどんなものでも、生産・消費されると、地球温暖化に繋がるわけです。特にイギリスでは、ファーストファッションと呼ばれる、数回着て捨てられるような安い洋服が非難されてます。 が、もちろんこれは洋服に限りません。

それでクリスマス前の11月、試しにやってみましたが、気抜けするほど全然難しくないんです。2回ほど事情がありルール破りましたが、それ以外は全然平気でした。それでこれからもショップストップを続けることにしました。

するとこれが、本当に楽なんですよ。

クリスマスはショッピングのシーズンですから一番の難関なのですが、フォトアルバムをオーダーし、プレゼントは数冊アマゾンで本を買い、あとは子供たちは本人に私のカードで好きなものを買わせて、残りは古本屋やチャリティーショップで中古品を買いました。すべて必要なものと中古品でした。

家族でエクセターにランチを兼ねて買い物に行ったのですが、これがすごく楽でした。なにせ買う気がないですから、素敵な店に入っても、値段を気にすることもなく思う存分目を楽しませてもらいました。一件で好きな服が売っていたのですが、買わないと決めているから、これも楽でしたね。だって今までなら、「ちょっと高いなあ。同じような服持ってるしな。タンスいっぱいだしな。でも欲しいなあ。試着だけしてみようかな。」とか、いろいろ葛藤があったけど、それが一切ないんですから。

ルールは、必要なもの、中古品はオッケー。食べ物、外食、エンターテーメント(観劇、映画、コンサートなど)もオッケーです。あくまでも製造に関するCO2を減らすことが目的です。

で、今年のクリスマスですが、こうしてもやっぱりプレゼントが山積みでした。大体、中古の本、DVDが多いですね。が、クリスマスだけの不必要なプレゼントは激減しました。 クリスマスがこれでしょぼくなったかと言うと、そんな感じは全然ないです。クリスマスカードもやめて、浮いたお金をホームレスチャリティーに寄付しました。(最近イギリス人の多くがしています。)

来年のクリスマスは、さらに温暖化が進んで、もっと厳しい状況になってるかなあ。クリスマスにローストビーフなんて食べれなくなってるかも。

ではこちらもよろしくお願いします。

2 件のコメント:

Beちゃん さんのコメント...

必要なものだけ買うっていいことだと思います。僕の場合、歳だし、それほど買いたいものもないのですが。

当地(オーストラリアのど田舎)に引っ越してきてから買い物は、毎日の食料とちょっとした飲み物とおやつだけです。会社に着ていく洋服とか買わなきゃならないと時々思うのですが、いいなと思う店がないので、買えません。オーストラリア人サイズなので、サイズも合わないですが。メルボルンやシドニーに行ったときに買おうと思っていても、滞在時間も限られているので、ほとんどなにも買い物できてません。そんな生活が10ヶ月経ちましたが、なにか不足しているとは思わなくなりました。不思議ですよね。

Atsuko さんのコメント...

Bちゃん
若者ならまあ仕方ないなあって思うんですよね。ファッションも追わないといけないだろうし。でも私くらいの年になると、ファッションの変化さえ気にしなければ、死ぬまで服買わなくても十分間に合うくらいはタンスに入ってます。それに、店でいいなあとおもう服を見ても、家族からは「同じようなんもってるやん。」と言われます。自分のスタイルが固まってるから、もう新しいファッションのチャレンジもしないし。

ところで、オーストラリアに引っ越ししたんですね。知らなかったわ。火事大丈夫?