2016年2月20日土曜日

ルイのGPでの職業体験

今週は学校はハーフタームのお休みだったのですが、ルイはワークエクスペリエンスとボランティアを4つも掛け持ちして、大忙しでした。おかげでぜんぜん勉強できませんでした。

中でもメインは、近所の医療センターに2日半行ったことでした。

この医療センターにはGP(家庭医)が10人くらいいます。それで私の認識の中では、ただ「お医者さん」だったのですが、ルイが行ってみて、それ以上の総合的なセンターなのだなあと改めて知りました。

ルイのプログラムは下記の通りです。

1日目
午前 GPクリニック、糖尿病クリニック、受付
午後 ウォーファリン・クリニック、GPクリニック、看護婦さんのクリニック

 2日目
午前 血液検査、治療室、
午後 治療室、GPクリニック、喘息クリニック

3日目
午後 軽い病気のクリニック

GPのクリニック以外は、全部看護婦さん主体で行われています。ルイはGPのセッションは、隣に座って観察することが主でしたが、看護婦さんのセッションは、血圧を測ったり、耳の中を見たりと結構いろいろさせてもらったそうです。

血液検査のクリニックでは、患者さんの血液を採ることはもちろん出来ませんが、看護婦さんが、「私の血、採ってみる?」と取らせてくれたそうです。(どうやら、注射器で本当に採血するんじゃなくて、指先を針で刺して1滴取ってする検査のようでした。)その看護婦さん、ルイは医学部学生ではなくて、ただの近所の高校の学生って、わかってるのかな?(南デボンの医学部の学生も研修に来ていたそうです。)

一番面白かったのは、ルイが血圧を測った患者さんの血圧が低く、看護婦さんが念のため心電図をとって、それをGPに見せたら、「これは大変なことになっている、救急車を呼びなさい」と、その場で病院に運ばれていったことだそうです。

それから看護婦さんのクリニックでは、怪我や壊疽などの包帯を換えに患者さんが来るのですが、それがとってもグロテスクで(時には臭いも伴い)、良かったとのこと。ルイはぜんぜん動じないですね、そんなことでは。

先生も看護婦さんたちも、それからセンターの事務長さんも、すごく親切で協力的だったようです。これなどは、田舎ならではの、「町の若者の将来のためにに力を貸そう。」精神なのかな。

そして新しいバイト兼ワークエクスペリエンスの老人ホームも始めたのですが、こちらは早速いくつか面白い話がありましたが、それはまた別の機会に書きます。

ではこちらもよろしく。

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