2013年4月28日日曜日

野菜のサイズ

野菜の話が出たので、こちらの野菜の大きさについて書きます。

どういうわけかわかりませんが、イギリスで買うナスときゅうりはすごく大きいんです。写真の通り。ナスは20センチはあります。この包丁は普通の大きさの包丁ですよ。

そしてきゅうりはこの通り。30センチくらいあります。一体どうしてでしょうね。味のほうは、ナスは日本のよりも皮が硬いけど、まあ中身は同じような味。きゅうりは日本より水っぽいです。日本のほうがしゃきしゃきしておいしい。

ナスはイギリスでは育ちません。私も一度簡易温室でやってみましたが、全然だめでした。たぶんスペインなどの南欧からの輸入だと思います。

きゅうりのほうは輸入かもしれないけど、もしかしたら国内で温室で育ててるのかもしれません。私も毎年、温室ではなく外で育ててみます。夏の天気のいい年はいくつも採れた年もあったけど、冷夏だと全然育たないです。畑で育てる自家製のきゅうりでも同じくらい大きくなるので、これはそういう種類のきゅうりなんでしょうね。自家製のきゅうりは日本のきゅうりに味が似てます。

イギリスにはあんまり野菜のバラエティーはありません。季節感もほぼ無し。というか、実は探せばいろいろ売ってるんですが、食に淡白なイギリス人は、珍しい野菜にチャレンジする人は少ないみたいです。定番は ニンジンと冷凍のグリーンピース、トマト、きゅうり、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、マッシュルーム。こんな感じでしょうか。

ついでに果物の写真も撮りました。ナスやきゅうりとは逆に、こちらは小さいです。というか、たぶん日本のが大きいんですよ。この林檎とみかんはこちらでもやや小ぶりなサイズかな。直径5センチくらいしかないんじゃないだろうか。マンゴーはこれで普通サイズで、二つで1ポンドでした。

きっと日本でも小さい果物は採れるんですよ。でも売れないから出荷されないんじゃないかな。

先日果物の輸入業者に勤めてる人と話する機会がありました。ちょうど彼は日本に市場視察に行ったところだったのですが、日本の果物の高さに驚いてました。

ちなみにイギリスでは果物も季節感無いです。定番は林檎とバナナ。あとオレンジ、みかん、ぶどう。こんな感じ。夏ごろにかけてイチゴと桃とネクタリンが出てきます。もちろんこちらも、実はパイナップルとかメロンとか、日本では珍しいラズベリーとかブルーベリーとか売ってるけど、そんなに人気はないです。

最近は柿、無花果なんかも売ってます。でもおそらく柿を食べたことのあるイギリス人って、人口の3パーセントくらいなんじゃないかなあ。

本当に食べ物に関しては、好奇心のない人が多い国です。

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