2015年11月16日月曜日

陰鬱な月曜

このブログは悪い話は書かないブログなのですが、ちょっとだけ、さらっと。

今日チャーリーが学校から帰ってくるなり、「第三次世界大戦になるのかなあ。」と言いました。

イギリスは今すごく雰囲気悪いです。パリのテロリストの件は、イギリスでもショックは深く、土曜は子供たちの水泳の大会にいったら、「昨日のことについて1分間の黙祷を。」ということがありました。小学生の子供たちにしたら、なにかわからない子もたくさんいたことでしょう。

フランスのお隣のイギリスでもこれだから、パリはよっぽどでしょうね。

今年の1月に同じようなテロ事件があり、そのすぐ後に我々は家族4人でパリに行ったのですが、今度はこの事件。同じ一年に起こったとは思えません。あの時行ったエッフェル塔も美術館も、今は門を閉ざしているとか。ユーロディズニーもです。

イギリスもフランスもイスラム教徒がたくさん住んでいるのですが、気の毒で仕方ありません。普通のイスラム教徒は、普通の人たちなのに、きっと白い目で見る人もたくさんいることでしょう。

シリアからの難民だって、これじゃあますます増え続けるに決まっています。

でもエイブラハムの言うとおり、 問題に目を向け続けても、解決にはなりませんからね。解決に目を向けないといけない。

でも個人的には、どうしたら良いんだろう?

サイババの教え、Love All, Serve Allを、自分の手の届く範囲で、家族とか近所とか、自分たちの周りの地域とか、そういったレベルで実践していくことしかできません。

・・・・って書いたけど、それだけでもぜんぜん実践できてないんだから、まずそこから始めるべきですね。

それにしても、宗教の名の下で、どうしてこんなことが起こりえるんだろう?

世界の皆さん、誰が正しいか正しくないか、それにこだわるのはもうやめませんか?本当に「平和」を望むなら、過去に誰が誰に何をしたかを忘れるしかないと私は思います。

誰が正しいかはっきりさせて、悪いやつは裁いて、それからしか平和はやってこないと信じている限り、平和なんて手に入らないですよ。

そう考えると、まだまだ人類は、それほど平和を望んでいないのかも知れません。

ではこちらもよろしく
 
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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

私が知りたいことは、本当に自分の国を空爆した国を恨んでいる人がこの騒ぎを起こしてるのかということです。それとは関係ないんだけど、いろんなうっぷんを溜めている人たちが、この動きに便乗して馬鹿な思想に取りつかれてこんなことをしてるんじゃないかということです。

最近日本では幕末の映画やドラマが多いんだけど、何だか乗せられてやってる人っていつの時代もいるんですよね。第一次、第二次大戦だったってそうだったと思うんだけど。

どうなんだろう・・・?あるいは空爆されてほんとに恨んでる人達が、そういうやからを計画的に利用してるのか。

いずれにしても、人間のそういうサガって・・・なくなりそうもないですね。

ほんと、フランスの一般人の人たちがどんなに大変な思いをしてるか考えると胸が痛みますね。日本人にとっては遠い国みたいで、あまり浸透してません・・・。

Atsuko さんのコメント...

ちょっと前ここに書いたかもしれないんだけど、そういうセミナーに行かされました。

爆弾を背負って、とか、そういう汚い仕事をする人達は、大体が社会からはみ出て、親や友達のサポートもなく、アル中やドラッグ中や、もしくは精神に問題がある人達が多いそうです。そういう人達に、Isisに限らないけど、そういったテロリストグループが近づいて勧誘して、言葉巧みに、「あいつらは悪いやつだから、道連れに殺せば、お前は俺たちのヒーローとしてあがめられる。」とか言ってそそのかすそうです。

そのグループ自体については、私もあくあさんと同じようにも感じる。血に飢えた人達は、イスラム教でもキリスト教でも、なにか大義名分で殺戮をしているのかもしれない。考えてみれば、これって中世の十字軍と同じことだし、歴史は繰り返しているのかも。