2012年7月15日日曜日

イギリスも雨です

日本がえらい洪水らしいですね。私はニュースはあまり見ないんだけど、こちらのテレビニュースでやっていたとデイブのお父さんが電話かけて来ました。ありがたいことではありますが、まあ日本といっても広いので・・・・。実家は大丈夫です。

でもイギリスも他の国のこと言ってられないんですよ。先週もこの辺で1時間で1か月分くらいの雨が降って、洪水の被害にあった場所がありました。イングランド北部でも局所的に同じようなことが起こってます。

イギリス人って毎年夏は天気が悪いことで愚痴を言うので、まあ考えてみれば数年前もその前も同じだったじゃないと6月ごろは笑ってましたが、もう7月半ばですから、ちょっと笑い事じゃなくなってきました。どのくらい降ってるかというと、4月から、5月の末の数日を除いて一度も降り止んでいません。そのせいで4月と6月は記録始まって以来の雨の多い月となりました。

昨日とか今日とか、まあ晴れ間はあったのですが、それでもほんの少しですが日中降りましたし、どうも夜に降った感じです。それでも気温は、温かいとは言えないまでも草木は育つくらいはありますから芝生が伸びてきたので、デイブが今日芝刈り機で刈ったら、まるで水田みたいにぐちゃぐちゃになってしまいました。

私の菜園も今まで余り見たことのない雑草がたくさん生えてきてるし、土が濡れてるので雑草抜きもままなりません。もちろんナメクジだらけ。イチゴも今年は例年の半分くらいしか取れませんでした。でもうちなどましなほうで、友人の家はたくさんうえたジャガイモが ぜんぜん生えてこず、地中で腐ってしまったそうです。

春に強風と雨と低温だったので果物の木もぜんぜんだめ。りんごとなしの木はぜんぜん実がなってないものが半分以上です。スモモはゼロ。悔しいけど、私なんて趣味の園芸だから別に実害はないけど、果物で生計を立てている農家の人は悔しいどころじゃないでしょうね。

これってきっと秋になったら果物の値段が跳ね上がることでしょう。

でも、悪天候で作物が育たない年って 、それでも何か一つくらいすごくよく育つんです。うちではGooseberry(グズベリー)と言う低木の果物をちょこっと育ててるんですが、毎年小さい緑の青虫がついて、これが葉っぱをムシャムシャと食べまくって、ぜんぜん果物が育ちません。でも今年はなぜかこの青虫がやってきませんでした。それで結構たくさんこの実が取れました。

イギリスらしい果物。庭で育てて食べる果物で、あまり売ってません。ロンドンの人にはあまり馴染みないかも。かなり酸っぱいので、砂糖を入れてパイにしたりして食べますが、熟した物はそのまま食べてもおいしいです。

「葡萄のならない国になる 」と言われてるそうです。こうしてみると、緑が僅かに透き通っていて、美しい果物です。



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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

九州がほんとにひどいみたいです。死者26人だったかな。家もずいぶん流されているし。やっぱり世界中、異常気象がひどくなってきてるのかなぁ?日本は熱帯化してきている気がしますよ。夕方のシャワーも多くなってきたし。

Atsuko さんのコメント...

日本って毎年のように洪水で人が死ぬよね。どうしてかなあ。山が多くて谷にできた町が多いからなのかなあ。

イギリスはここ数年は7・8月は暖かくならないのに9月そして10月にすごく天気がよかったりします。去年は10月にキャンプしたくらい。もしかしたら日本みたいに7月までは梅雨になったのかも。
日本は東南アジアみたいな気候になってるのかなあ。確かに昔よりは確実に暑くなってるし。