2012年7月2日月曜日

シャラポバが負けちゃいました

ウィンブルドン今日から2週間目です。今日はナンバーワンシードのマリア・シャラポバが負けちゃいましたね。

シャラポバは御存知と思いますが、8年前に彗星のごとく現れて優勝しました。幼いときから才能を見初められて、5歳のときに一人で親をロシアに残してアメリカに渡りトレーニングしたそうです。まあそうさせたのは親なんですけどね、たぶん。一人で親元離れて言葉の分からない外国でがんばってテニスするなんて、よっぽどの根性の座った子供だったんでしょうね。そして無茶苦茶テニスが好きで、自分のやりたいことが分かっていた早熟な頭のいい子供なのでしょう。

私は最近までなんとなく彼女が嫌いでした。嫌いな要因を挙げると、
1.声がうるさい。
2.試合中にすごい怖い目で相手を睨む。
3.試合中二コリともしない。
4.愛想がない。
5.試合の途中で独り言をぶつぶつ延々とつぶやく。

そしてそれよりも憎々しかった要因の一つは、なんとも顔が可愛い上に、テニス選手にありがちなごつい体型でもなく胸もあり、理想的なスタイルなことでした。 天から2物を与えられた幸せな女。うざい。

でもここ数年段々好きになってきて、今年は一番注目してました。今まではヴィーナス・ウィリアムスとジャスティン・エナが好きだったんだけど、エナは引退したヴィーナスはちょっとマンネリかつ盛りを過ぎてきたし。

好きになってきた理由は、テニスがうまいという当然の理由を除くと、あの氷のような顔です。そしてあの闘志に満ちた目。試合中は二コリともしない集中度。自分で自分に語りかけて自分を盛り上げたり、人に何を言われようと自分のスタイルを変えない強さ。何にもまして勝ちたいというその強靭な意志。

つまり今まで嫌いだった点が、好きな理由に変わりました。ハハハ。だから人の評価なんて当てにできないんですよね、彼女自身が変わったわけでは全然ないのに、私の受け取り方が変わっただけで嫌いから好きに大逆転なんだから。

そうそう、それからもう一つ大きい理由があります。彼女って身長が6フィート2インチ、つまり185センチもあるんです。あんなに美人でスタイルいいのに、そんな大女だったのでした。最もそれはテニスには大有利なので、彼女自身にとっては幸運なことなんですが。天は確かに2物を与えたんだけど、それはそれで 面倒なこともあるのですね。

テニスに話を戻すと、今日もフェデラーはセットを落としてハラハラでした。ナダルが負けたことはもちろん、マリーもセットを何度か今年は落としてるし、上位シードが危うい年です。男子は、たぶんジョコビッチが一番優勢でしょうね。我が家はなぜか子供達と私はマリーをそれほど応援していないので、今一番応援してるのはフランス人のツオンガです。

天気のほうですが、今年は本当に雨が多く、試合が始まったりとまったりで、選手もやりにくそうだし、みてるほうも面白くないです。センターコートに屋根ができたのはいいんですが、屋根をかけると、空調の調整等のため30分は試合が中断になるし、そうなるとまたウォームアップになるし、なかなか続けて見られない。それにセンターコートしか屋根はないですから、コート1、コート2、コート18のショーコートの試合は中止です。

まあ準決勝・決勝が延期にならないのはいいですけどね。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

カタカナで書く名前が微妙に日本で呼ばれている名前と違うところがいいよね。日本では「シャラポワ」と呼ばれています。あと、マレー。フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、ツォンガは同じですね。

ツォンガは日本でみましたよ。そういえばナダルも見たな。

シャラポワは私もあまり好きではありませんでした。あつこの気持ちにはとても共感できます。ま、愛想がないと余計に冷たいとか言われたりして、かわいくて損していることもあるのかもね。

今回のウィンブルドンは波乱ですねぇ。

Atsuko さんのコメント...

あくあさんは覚えてないかもしれないけど、ロシア語のバ(ba,英語式の発音はva)は、日本語では昔からワと表記されるよね。モノソワ先生とか。シャラポバは英語では「シャラポーパ」って言われてるな。Murryはマレーなのか。

ホント、今年のウィンブルドンは波乱。昨日もセリーナウイィアムス結構やばかったし。まああんまり順当に運ぶと面白くないけどね。でもナダルは好きなので、見れなくて寂しいです。