2024年8月15日木曜日

クレタ島ホリデー

 もう8月も中盤、夏も山を越えたじゃありませんか。それなのにですね、今年はまだ2回しかブログ書いてない。しかもその一つは2023年の出来事。

どうしてこんなことになったのか。このブログ2008年に始めたんですよ。ということは16年目。コロナのころまではほとんど毎日書いてたんだけど。

最近どうして書かなくなったかと言うと、仕事が忙しいからです。ヨガの先生の仕事。スタジオで教えてるほかに、オンラインでも教えるようになって、将来に向けて長期のオンラインビジネスのプロジェクトに取り組んでるので、それで毎週ほぼ週末も休みなしで(自由業ってそうなるんですよね)、1日10時間くらい働いてます。

収入は、食べてはいけてるって感じ。まあ好きなことやってこれなら文句ないかな。

ブログはこちらはご無沙汰してる分、ヨガのブログ、仕事で書いてます。


それでも7月に1週間お休みを取って、ギリシャのクレタ島に行きました。私はギリシャの島がホリデー先では一番大好き。クレタ島は前から行きたかったんだけど、なぜか今まで行けず、今回初めて行きました。ギリシャの島のうちでは一番大きく、南に位置しています。私たちは島の南部に泊ったので、海の向かいはリビア。見えるような距離じゃないですが。

ガイドブックによると、この我々の泊まったあたりは、夏は風が強いとのこと。その通りでした。結構ゴウゴウ吹いてました。時々ビーチタオルやチップの5ユーロのお札が飛んでるのを見ました。でも警報も注意報もなく、すべてちゃんと機能してました。暑かったので、涼しくてちょうどよかったくらい。

島は荒涼としてました。茶色の埃っぽい土地で、オリーブの木とタイム(らしい)ハーブくらいしか生えていません。

海はすごく綺麗だった。豪風なのに波全然なし。私はプールでは泳げるけど、足のつかない海は怖いのですが、ここは本当に琵琶湖のように穏やかな海で、何メートルも下の海底まで見えます。そんなところで、毎日1時間くらい泳いでました。魚もいたけど、カラフルではなかったです。

食べ物は、私はギリシャ料理好きなんだけど、どのレストランも似たり寄ったりのメニューだったので、1週間以上行ったら、チャイニーズとか食べたくなるかも。毎食、ランチの後でも、どのレストランもラキというお酒をただで振る舞ってくれました。そしてスイカとかアイスクリームとかのデザートもサービス。

泊まったアパートメントのご家族もすごく親切で、最後の日はお土産までくれて、クレタ島の人たちってすごくホスピタブル(お客さんを歓迎する性質)なのかな。どこであった人も親切でヘルプフルでした。

でも実はクレタ島の歴史は、結構血まみれなのですよ。拳銃の所有率もすごく高いとかで、道路の脇のサインが銃のターゲットに使われてるのが見て取れました。撃ち抜かれた穴がいっぱいあいてました。

久しぶりに日本語書いて、楽しかった。9月にポルトガルのポートに行くので、また次のブログはその時だな。












2024年1月28日日曜日

ピートとミニ旅行

 1月はお正月から1週間お休みを取っていたので、ピートと一緒にコーンウォールに一泊で旅行に行きました。コーンウォールは隣の県で、車でたったの1時間半で行けます。

去年もこの時期に知り合いのコッテージを1週間借りたのですが、寒くて雨が降り続いて、あまり楽しくなかったので、今年は1泊と期間を短くし、しかしちょっと高いホテルに泊まりました。

海の近くで天気もまあ一月にしたら許される程度の雨天で、なかなかリラックスできました。

このホテルはレストランも評判がいいとのことで、夕食と朝食をホテルで食べました。ワインが高かった!まあ、ホテルからほぼ一歩も出ず過ごしました。日本で温泉旅行に行く感じかな。

が、帰宅後、今後はこの季節は、やっぱりスペインやイタリアなんかの南欧に行こうではないかという話になりました。イギリスの1月はどこに行っても楽しくないです。








11月、またロンドンへ

 今回は2泊チャーリーの家に泊めてもらいました。チャーリーは毎年引っ越しするので、また新しい住所と新しいフラットメイト。今回のフラットは今までで一番きれいで、場所も便利でよかったです。ここに数年住むことになるといいんだけど。

まず初日は夕方にロンドンについてルイと賑やかなロンドンブリッジのシャングリアホテルの前で待ち合わせ。もうすっかりクリスマス前の雰囲気でした。ルイは8月からやっと社会人になってくれたので、パブでは一杯目のドリンクをご馳走してくれました。初めてルイが買ってくれたドリンク。。。借金もそのうち返してね。。。。


その後チャーリーが参加し、マレーシア料理を食べに行きました。混んでた。。。


翌日は、私が前から行きたかったソーホーのクリシュナレストラン。ベジタリアンのインド料理をおいしくいただいた後、ホルボーンのSir John Soane's Museum という不思議な小さい博物館に行きました。何が不思議かと言うと、これは個人の博物館で、Sir John Soane'sが生前趣味で集めたありとあらゆるものが展示されていました。しかも場所は、ロンドン中心の街中の家。ロンドンの基準からするとすごく大きいけど、博物館にするには狭すぎます。

あまり知られていないので空いてるかと思ったら、長い列がありました。しかも無料。いろんな意味で、イギリスのエッセンスが凝縮された博物館です。

その後チャーリーの彼氏も参加し、晩御飯。

そして最終日は、ロンドンのイーストエンドのYoung V&Aという子供向けの博物館に行きました。ここで日本のアニメ等の展覧会があったからです。展覧会自体は大したことなかったけど、博物館は結構面白かったです。

しかし今回、クリスマスに近いこともあってか、とにかくロンドンは混んでました。人が多くて物価が高くて、何をするにも予約が必要。初めて、「もう私ロンドンには2度と住めないかも。」と思いました。たまに訪問するのは楽しいです。




クリシュナレストラン

上記の謎の博物館

チャーリーの彼氏ポールも参加




2023年11月12日日曜日

ロンドン日帰り旅行

 私の家からは、ロンドンまでは片道4時間くらいで、よっぽどのことがない限り日帰りはできないんですが、先日は彼氏ピートの住むバースから日帰りで行ってきました。電車で片道1時間20分なので、十分可能。しかも最近はロンドンはとても高くて、安いホテルでも1泊200ポンドくらいなので、とても泊まろうという気にはなりません。

行った理由は、息子ルイのバンドのギグが小さいパブであったからです。ルイが実家に住んでいたころはよく行ったのですが、そのころのバンドはヘビメタで、ちょっときつかった。今のバンドはなかなか洗練されたちょっとジャズっぽいバンドなのですが、今まで一度も見る機会がなかったので、この機会に行ってきました。


が、まず昼間にチャーリーとランチ。子供二人が同じロンドンに住んでいるので、助かります。担々麵のレストランに行って、そのあと、トルコのケーキショップに行きました。麺はお値打ちで美味しくて、ケーキは高くておいしかった。ケーキ一つの値段が、担々麵ランチセットと同じくらいでした。

担々麵のお店
このケーキ屋さんは、とにかくキラキラと言うか、ギラギラというか。これでもかというくらい照明が付いてました。イギリス人は電気をあまりつけない暗い部屋が好きなので、明るい部屋が好きな私にはぴったりでした。一歩足を踏み入れた時点から、トルコ感がいっぱいでした。ロンドンにはこういう、中東風のお店がたくさんあって、そのほかにもアフリカとかインドとか中国とかそのままのお店がたくさんあり、私は大好きです。


ケーキ屋さん
そして夕方にルイのバンドを見に南ロンドンの小さいパブに。全くの住宅地の中にあるパブなのですが、これもまたすごい(いい意味で)内装でした。ミニマリズムの逆、マクシマリズム。

ルイのバンドは6曲演奏しました。せっかく行って短いなあと思ったけど、ルイの彼女やバンドのメンバーやハウスメイトにも会えて、行った甲斐がありました。

そうそう、バンドの名前はFacelift。スポティファイで聞けます。


そしてまたこの週末、今度は2泊で一人でロンドンに行きます!





息子。淡々とギターを弾いてました。

マクシマリズムの内装


2023年10月23日月曜日

知人の結婚式

 ちょっと前ですが、9月に知人の結婚式に行きました。ウェールズの南部のスワンジーという都市の近くです。その知人は、彼氏ピートの同僚。100パーセント在宅の仕事なので、お互い会社のあるロンドンから遠くに住んでいます。

この年になると結婚式に呼ばれることって減りますよね。葬式のほうが多いくらい。。。結婚式は、姪などの若者の式に家族の義理で呼ばれるか、再婚。

この同僚(女性)の場合も再婚。が、ちょっと事情が込み入っているのです。

この人とその元旦那さんはどちらも弁護士で、とても裕福な人たちなのですが、だんなさんが数年前自殺したのです。それでそのあと、いろいろ相談に乗ってくれた人が、隣の教会の牧師さん。

今回その再婚相手は、その牧師さんなのです。

これはちょっとした町のスキャンダルとなったことでしょう。しかもこの女性はすごくお金持ちなのですから。

わざわざ結婚したのも、多分信者さんの手前、同棲関係ってわけにも行かなかったからでしょうね。

式は、出席者は多かったですが、この教会で式をあげて、披露宴はとなりの教会のホールで、という、ある意味質素なものでした。(でもワインとかシャンペンは高そうなのが振る舞われましたが。)この女性の経済力なら、お城を借りて披露宴だって十分できただろうに。

記録のために写真を数枚載せておきますが、肝心の新郎新婦の写真を取り忘れた!

翌日天気が良かったので、海辺によって帰りました。踊りすぎで膝が痛かった!








2023年9月26日火曜日

大学の卒業式

 イギリスに長く住んでいるので、新たな体験というものは少ないのですが、今年初めて、続けて二回も経験したのが、子供たちの大学の卒業式でした。今まで小、中、高と卒業してるわけですが、パーティーやらお祝みたいなものはあっても、卒業式はありませんでした。

ルイは6年間の大学生活を終えて、医学部の卒業、チャーリーは医学部の途中に一年お休みして取ったAnatomy(解剖学)の学位の卒業です。

いやー、初めて体験しましたが、いいですね。結婚式のような感じの、ちょっと厳粛で晴れ晴れしく、いろんな人と会って話をする機会です。

卒業者はそのためのローブを着ます。帽子のある大学が多いですが、子供たちの大学は帽子なし。ビビアン・ウエストウッドのデザインだそうです。首から下がっている帯のようなものは、学部によって色が違って、医学部は紫、チャーリーは医学科学のオレンジ色でした。

卒業式自体は日本のように、名前が呼ばれて、証書をもらいに行きます。これが長くて退屈。

親などの出席者はチケット代がいります。一人27ポンドだったかな。5000円以上です。毎年毎年200万円近く授業料取って、卒業式くらいただで出席させろってちょっと思いますよね。

そして式の後は、ドリンクやカナッペがでるレセプションがあります。

そしてその間とその後は、友達の親御さんたちとおしゃべりしたりパブに飲みに行ったり。そして夕方は親と食事というパターンが大方のようです。

ルイは日本に行く前日、チャーリーは日本から帰ってきた翌日に卒業式で、どちらも天気が良くて、とてもいいイベントでした。あとはチャーリーの2年後の卒業式。









2023年8月25日金曜日

京都と奈良

 今回、京都に二回、奈良に一回行きました。大阪に実家がある特権ですね。

日本に行って京都奈良は当然じゃないかと思うでしょうが、子供が小さい頃は全然興味持ってくれなかったし(それはそれでUSJとかTDLとか行って楽しかったですが)、ティーンエージャになってからは、繁華街とショッピングが興味の対象だったので、寺社巡りができるようになったのは、5-6年前からかな。

が、京都も奈良も、トップサイトは行ったことあるので、今回は地味目に宇治の平等院と、別の日に二条城に行きました。平等院の後はその足で祇園祭に。祇園祭は流石に混んでました。






チャーリーもすっかり今では京都が好きなようです。「超観光地なのに安っぽくない。」これは言えてますね。





そしてとてもとても暑い日に法隆寺に行きました。大仏は何度か見に行ったことあるので、大人になってから一度も行ったことのない法隆寺に。実家からもJRで結構近い。

でも行ってみてわかりました。なぜ有名なのにあんまり人気がないのか。(暑いせいもあるとしても、閑古鳥が鳴いてました。)参道にあんまりお店もないし、駅からのバスも少ないし、ひっそりしてます。

最初はちょっとがっかりしましたが、しばらくぶらぶら見てるうちに、なんとなくじわじわと愛着がでてきました。が、私の中の法隆寺は、猛暑とセミの声と人気のなさの印象とブレンドされてます。

小学生の時に遠足で来ましたが、小学生が来ても全然面白くない場所です。一体何を考えてたんでしょう、あの学校。




日本はまだ暑いんだろうなあ。

2023年8月16日水曜日

四国旅行

 3泊4日で電車で四国旅行に行ってきました。今までも電車の旅は何度かしていて、今回も青春18きっぷで行こうと思っていたのですが、時期が早かったので18きっぷが使えなくて、四国フリー切符を使いました。結果としては、18きっぷじゃなくてよかった、です。四国って電車があんまり走ってないんですね。特急の使えない18きっぷだったら、全然どこにも行けなかったかも。

まず初日は、新幹線を使わずに普通の切符で高松まで。瀬戸大橋があるから、これはとってもスムーズで簡単でした。高松では栗林公園に行きました。知ってる人少ないかもしれないけど、兼六園のような感じの有名な庭園です。たまたまボランティアのガイドさんがいて案内してもらったので、いろいろ学びました。赤松と黒松の違いとか。



翌日からフリー切符で、まず金比羅山に。が、私は膝がよくなくて上まで行かず、チャーリーが一人で行きました。そのあとうどんをたべて、また乗ってこの旅のメインの大歩危峡に。

割と有名な観光地と思ってましたが、ほとんど観光客はいませんでした。が、なぜか台湾人を載せた大型観光バスが2台もやってきました。この近くのかずら橋とか、日本より海外で有名な観光地のようです。

ここは谷間に流れる川で、よかったです。遊覧船に乗ると、大きな魚や鷺や鷹(?)が見えました。


この夜は高知で一泊。高知は行ったことがなかったので、ゆっくりしてもよかったのですが、日程の都合上、駆け足。カツオのたたきはしっかりいただきました。


そして翌日は、川沿い、海沿いの車窓を楽しんで、松山に。道後温泉につかってきましたが、残念ながら改築中で、入浴はできたけど、外観はカバーがかかっていました。


そして最終日は電車で鳴門まで。高松から鳴門までの電車はとてもローカルで、途中乗り換えの駅のトイレが汲み取り式で、とっても驚きました。

昭和40年生まれの私ですが、汲み取り式の公衆トイレって初めて。それを妹に言ったら、それは運がいいから、宝くじを買えと言われて、買いました。今日発表かな。。。。


そして鳴門ではもちろん渦潮観光です。Narutoっていう漫画あるでしょ。それで名前は子供たちも知っていたので、うずまきなるとの起源を教えてあげました。小さなボート(20人乗りくらい)で出発。キャプテンがうまく迫力をつけて渦潮に連れて行ってくれました。


ルイは「渦潮って実在するって知らなかった。神話などに出てくるものだと思ってた。」と言ったので、こちらが驚き。イギリスに渦潮ってないもんなあ。

そして鳴門からは、淡路島経由でバスで難波まで帰ってきました。これが簡単であっという間で、「あれ、四国ってこんな近く??」って最後にちょっと気抜けしたほどでした。


そのまま難波から道頓堀に直行して、盛り上がって旅を終えました。











2023年8月14日月曜日

4年ぶりの日本

 7月に4年ぶりに、すごく重い腰を上げて日本に行きました。


腰が重かった原因は、コロナとかロシア戦争とかで、海外旅行がややこしくなったこと、しばらく日本に行かない間に、行きたいという気持ちが薄れたこと、そして飛行機代がバカ高いことなど。でも一番の原因は、やっぱり海外旅行が昔よりややこしくなったことかな。

が、これが親子3人で行く最後の日本になるので、思い切って。

3人で行きは一緒に行って、帰りはルイが先に帰ってきました。飛行機は香港経由のキャセイパシフィック航空です。

今回はルイが2週間弱、私とチャーリーが3週間弱と短めでした。それで毎日出かけてました。まずは大阪の写真を載せます。

昔は田舎の子供だった二人ですが、今はすっかりロンドンっ子なので、大阪のにぎやかな雰囲気はすごく楽しかったようです。私も大阪は大好きです。今回は諸事情で、着くや翌日いきなり鶴橋。どんだけ大阪や。

久しぶりに甲子園も行ってきました。もう知ってる選手は少なかったです。

が、今年は好調!この日も勝って、盛り上がって帰ってきました。しかもまだ一位じゃないですか。もしや今年こそ優勝???