2015年6月30日火曜日

ルイちゃんがびびっていた件

先日ルイがアマゾンでタブレットを買いました。クレジットカードがないから、私のカードで払って、ルイが私に払い戻します。普通のCD程度ならキャッシュで返してくれるけど、今回は現金が半分、残りはルイの銀行口座から、ネットバンキングで私の口座に直接入れることにしました。

16歳になった時点で、私が保護者として管理していたルイの口座が、すべてルイ名義にしないといけなくなりました。二つ口座を開いたのですが、その一つが普通口座で、ネットバンキングができるのです。

私も5年以上ネットバンキングをしてることはしてますが、実はごく最近まで、残高を調べる以外はやったことありませんでした。でもネットで送金してくれといわれる機会が多くなり、半年くらい前に初めてネットバンキングでの支払いをやってみました。やってみると簡単で便利ですね。今では、ヨガの生徒さんからも、月謝を直接振り込んでもらったりもしています。

それで、私がルイの隣に座って、一緒にルイの口座から私の口座への振込みをやりました。

ルイはすごくすごく緊張して、何度も何度もチェックしてました。これは意外でした。私もネットで大きい買い物をするときや、ネットバンキングでお金を動かすときは、かなり緊張します。何度もチェックして、念のためスクリーンショットを取ったりします。

ルイくらいの年の若者は、ネットなんてぜんぜん抵抗ないはずなのに、やっぱりお金がかかわると、緊張するんでしょうね。

ネットで支払うときは、初めての人に払うときは、セキュリティーをクリアしないといけません。私とルイの銀行は違う銀行なので、ここはどういうセキュリティなのか知らなかったのですが、電話でコードを入れるシステムです。

それがなぜか、このコードを数回入れても、間違っているとでてくるのです。それで、指示された番号に電話することになりました。

これがまた、ルイはむちゃくちゃびびってました。何しろ自分で銀行関係のことなんて処理したことないし、そもそも、電話で他人(知り合いでない人)としゃべったこともろくにないんです。しかもその電話、録音のメッセージで、言われたとおりオプションを押したり、カード番号を入れたりするだけなのに、しどろもどろで、目も当てられません。

結局私が電話して、事情を説明して、ルイが本人確認の質問に答えて、あとは私がやりました。

ルイのあまりのびびりかた、役立たずさに、こちらがびびりましたよ。

これからいろいろ社会勉強させな。

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2015年6月28日日曜日

特別な午後

今日はとても珍しい、光栄な機会に招待されました。

うちから車で15分くらいに小さい漁村があります。波止場にはロブスターポットなどが積まれている本当の漁村なのに、一方ではアート関係の人口がどんどん増えてきていることで有名です。町自体がアーティーでかわいくて、しかも素敵な小さい個人店や個人のカフェが年々増えてきています。観光客も年々増えてます。

その町に、一般に知られるほどではありませんが、地元と陶芸界では有名な女性の陶芸家が住んでいます。

その人が今やってるプロジェクトが完成して、来週にもロンドンの、世界一有名なアート・オークション・ハウス、サザビーズでオークションにかけられる予定です。サザビーズからのコミッションで、まずはイギリス北部の、有名な彫刻の森のようなところに行くそうです。

そのプロジェクトというのが、陶芸でできた6畳くらいの大きさの「作品」なのです。それで、移動される前に、この中で簡単なヨガとメディテーションのセレモニーのようなものを率いないかと、持ちかけてくれた人がいたのです。

集まったのは私のヨガ関係の知り合いでその陶芸家の友人と、ヨガ関係者二人、その陶芸家とその友人の6人 でした。お花を飾りインセンスを焚いて、チャーンティング、ヨガ、チャーンティング、メディテーション、チャーンティングという順序でセレモニーは進みました。

写真を何枚か撮ったのですが、まだオークションが終わって最終的なバイヤーの元に行くまで、公表することができません。彼女自身すら、自分のサイトに「まだ秘密の大きいプロジェクト」と書いていました。

彼女のウェブサイトのリンクを載せようかと思いましたが、ここにいろいろ書いたので、彼女の名前は伏せることにします。その「作品」の描写も最初もうちょっと書いたのですが、万が一にも何かで迷惑がかかるといけないので、あやふやですみません。

彼女のサイトに発表されたら、また改めてブログに書きますね。 

ルイと、ルイのガールフレンドのエラちゃんの写真が来ましたので、載せておきます。


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2015年6月27日土曜日

ミッシェル・オバマ

先々週くらいのニュースですが、オバマ大統領の奥さんのミッシェルオバマさんが、イギリスを訪問しました。そのときのロンドンの学校を訪れたことがニュースになっていました。

その学校は、このニュースの映像だけ見たら、イギリスとは思えません。女子校なのだと思いますが、生徒が全員女子で、しかも有色人種でみんあ頭におそろいの布をかぶっています。(なんというんでしたっけ。名前を忘れましたが、あのイスラム人女性の被り物です。)

そこでとにかく、熱烈歓迎されていましたよ。

オバマ夫人の この学校の訪問の理由は、女子の教育の推進だそうです。

イギリスではもちろん、性別人種に関係なく、子供は16歳までは学校に行かないといけません。その先の6th フォームス(高校と予備校が一緒になったようなものかな)、特のその先の大学は、もしかしたら移民の家庭では、状況によって女子は親が嫌がるということもあるのかもしれません。

ま、でも今回の大きい狙いは、イギリス国内のことではなく、世界中の後進国で、女子の教育はまだまだ遅れていることを世間に広めることだったようです。

オバマ夫人自身は、プリンストン大学を出て、ハーバードのロースクールを卒業しました。年は確か私と同じくらいの50歳前後だと思うんだけど、私の記憶だけでも、そのころは今よりも人種差別はありましたから、彼女自身も苦労があったのだと思います。

大統領が黒人ということは時代が前に進んだことの象徴だと思いますが、黒人のファーストレディーというのも、考えてみればすごいことです。

時代が進んだといえば、金曜アメリカの最高裁で、「同姓結婚を禁止する州の法律は違憲である。」という判決がだされました。

FBではこれを祝って、プロフィールの写真を虹色に変えるフィルターが出回ってましたので、私のプロフィールも虹色に変えときました。

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ルイのプロム

昨日はルイの学校の卒業式(といっても、あっさりしたものです。)そして今日はプロムです。プロムというのは、卒業パーティーのことです。アメリカ映画などでよく出てくるでしょう。それと同じです。ルイも2ヶ月くらい前にスーツを買って、準備していました。

プロムは夜7時半から、隣町の大きいホテルの会場で行われます。その会場に行くのに、ルイの友達のお母さんが、オープントップの二階建てバスをチャーターしてくれました。会場にどうやって登場するかというのは、どうもみんないろいろ趣向を凝らすようです。

あるヨガの生徒さんの孫は、馬車をハイヤーしたそうですよ。すごいですね。バスやストレッチリムジンなどならきっと普通。

私的には、なんとなくコスプレパーティーのハイクラスのもののような気でいたのですが、なにがなにが。まるで成人式や結婚式のように本気で準備してくる人達がたくさんいるようです。ルイの場合は、スーツ着て髪型を整えるくらいですが、女の子は当日に美容院に行って髪の毛を結ってもらったりと、一日かかりで準備するらしいです。

ルイの場合は、一応前日に、スーツを着てリハーサル。当日はチャーターしたバスの乗り場まで送っていくつもりでしたが、実際には、チャーリーのランドトレーニングと水泳、私のヨガの時間と重なったので、ぜんぜん余裕なしでした。

女の子たちのように一日かけて準備どころか、出発15分前にまだ腹ごしらえしていて、5分でスーツ着て準備して、5分で家の前で写真とって、大急ぎで連れて行きました。それもいつもにもましてぎりぎりで、最後の最後まで「早くしなさい!!遅くなる!!」と、お母さん絶叫しながら、家を出ましたよ。

プロムって、結婚式と並んで、人生で数回しかない晴れがましい日です。それなのにこんなにぎりぎりで、ばたばた大騒ぎしながら準備なんて・・・・もしもルイが結婚式を挙げたら、きっとその日も最後まで「早く!あと5分で式が始まる~!!」とか いうことになりそうな気がする。。。。

しかし、うちがあまりにものんびりしすぎていたなあと思っていたら、うえには上がありました。別の学校に通うルイの友達は、来週の金曜がプロム何ですが、この週末にスーツ買いに行くとか行ってます。その点男の子は確かに楽ですわ。

サンジ立ち
ルイはプロムのあとは、友達の家で2次会で、明日帰ってきます。無事にパーティーが進みますように・・・。




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私は毎週金曜に、こんな美しい町でヨガをしています。今日は特別光がきれいでした。


2015年6月25日木曜日

イギリス人のお母さん

アジア人のお母さん、あるあるの記事を書いたら、ではイギリス人のお母さんはどんなものなのかと聞かれたので、ちょっと書いてみます。

まず普通は玄関に靴は並んでいないですね。みんなドアマットで靴を拭いて、そのまま家に入ります。でも最近は、特に田舎では冬場は外が泥が多いし、子供のいる家は、玄関で脱いでいる家もあるようです。

それから、イギリス人のお母さんは、熱心に食事を作る人は少ないです。小学校は給食でもお弁当でも自分で選べるのですが、「昼は給食で温かいものを食べるから、夜は サンドイッチでいい」というようなことを平気で言います。

でもルイの友達のお母さんで料理の好きな人がいるのですが、ルイに言わせると「あそこのお母さんはアジア人のお母さんみたい。」とのこと。行く度におなかすいていないか聞かれるそうです。

上着は、イギリス人のお母さんも「持って行ってほしいなあ」と思ってるようですが、イギリス人の若者は薄着ですよ。真冬でもコートもなしで、雨の中を傘もささずに学校に向かっているのを見ると、どうやってこの子一日過ごすんだろうと、他人事ながら心配になります。イギリス人はタフです。

勉強は、お母さんも、がんばって欲しいことには違いないですが、まあ平均以上ならいいなという感じですね。日本のように、とにかく上を目指せという親は、いなくはないだろうけど、私は会ったことないです。大学の格差が日本のようにないから、少しでも偏差値の高い学校にというのは、ないです。

楽器は、弾ける人はすごく少ないですね。習ってる人も少ないです。うちの子供たちの学校は2000人くらいいますが、ピアノをうちの子供たちくらい弾ける生徒は、5人くらいなんじゃないかな。 でもその割には、イギリスって有名なオーケストラや指揮者がいるし、一部で英才教育されてるってことかなあ。この辺は本当にまだまだ階級社会だと思いますよ。

メディカルスクールは、イギリスでも激戦です。すごく入るのが大変みたい。成績だけでなく、どんなボランティアの仕事をしたかとか、ワークエクスペリエンスをしたかなどが、選考基準になりますから、目指している人達は、抜かりなくいろいろカバーしているようです。日本と同じで、親が医者だと、子供たちが医者になる傾向が強いようですよ。

医者になるには、大学に6年のあと、3年間のジュニアドクター生活があり、9年かかりますから、なかなか普通の親は、簡単に子供に医者になって欲しいとは思えないみたいです。親子ともにかなりの覚悟があります。もちろん資力もあるほうがいいけど、なくてもイギリスなので、どこかから援助はあるんじゃないかなあ。

今日の夕焼けは家の近く。柵の向こうに、よく見るとなぜか牛が一匹いました。8時半ごろです。

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2015年6月24日水曜日

海辺の夕日

今日水曜日は、遅くまで働くのでブログの定休日なんですが、あまりにも美しい夕日の写真を撮ったので、特別に載せます。

仕事の帰り、いつもの大きい道が夜間工事で閉鎖になっていました。それで遠回りさせられたのですが、その道が海辺の近くだったので、ちょうど夕日の時間だったので、海のほうにちょっとそれてみました。

道端に止まって、エンジンすらかけたまま写真を撮ったんですが、周りには立ち止まって写真をとってる人が10人以上いました。

美しい夕焼けに遭遇も嬉しいことですが、同じように感じて、同じようにわざわざとまって夕日を眺めている人がそんなにいることも、なんか嬉しかったです。

道路閉鎖は迷惑でしたが、そのおかげできれいなものが見れました。

というわけで、世の中何が幸いするかわからないものですよね。

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時間は9時半ごろです。

2015年6月23日火曜日

アジア人のお母さん、あるある。

ルイが面白がって、ネットで「アジア人のお母さんの家庭によくあること」みたいな記事やビデオを見てました。日本で言う「アジア人のお母さん、あるある」っていうところでしょうか。アメリカやイギリスで、ちょうどうちの子供たちのように、彼ら自身はイギリス人・アメリカ人なんだけど、親が中国人などのアジア人の家庭に共通することです。

面白いのでいくつか書いてみます。

玄関に靴が並んでいる。
これは簡単に納得ですね。

お母さんが、しょっちゅう「ご飯食べた?おなかすいてない?」と聞く。
確かにうちもそうです。ネットでは「友達のお母さんがアジア人で、その家に行くと、おなかすいていないかいつも聞かれる。」と書いてる人までいました。そういえばチャーリーのボーイフレンドが来たときも、私しつこく何度も「本当におなかすいてないの?」と聞きましたわ。

外に行くときに、必ず上着を持って行けと言う
これも絶対そう。子供たちはいつも嫌がって、持って行きません。でも、子供が薄着過ぎて心配って言うのは、どのお母さんにも共通なんじゃないかな。

学校でいい成績をとっても、当然という顔をされる。
と、
学校の話になるたびに、自分が学生のころは、どれだけよく勉強したか聞かされる。
確かに。それは、イギリス人が勉強あんまりしないからですよん。でもこれって、もしかして日本に住む日本の親も同じなんじゃないの?

土曜日は親の母国語の勉強、日曜は楽器の練習をされられる。
あ、すごい、これまさに我が家やわ・・・・。

楽器を習わされるのに、プロの音楽家になるというと反対される。
そうですね。実はこっそり反対です。

何よりも子供に医者になってもらいたいと思っている。
そうなのか。うちは、まあそうなれば嬉しいけど、特に強い思い入れはないけど、そうかもしれません。医者ってやっぱり社会的ステータス高いし、医者になれば差別もないから、アジア人の親はそう思うのかもしれません。ということは、メディカルスクールって、アジア人ばかりなのかな。

ちなみに私のGP(ホームドクター)は30代くらいの中国人の先生です。すごくかっこよくて、ファンが多いようで、私も、ちょっと恥ずかしい系の病気だと行けないな、困ったなあと思ってるほどですよ。いい先生です。

話がそれちゃいましたね。

今日の夕焼け貼り付けときます。ルイのガールフレンドの家からの帰り。9時ごろです。海が見えますか?

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2015年6月21日日曜日

ラジオ体操に思うこと

今日は夏至でしたが、なんとなく天気は今ひとつで(曇り)、夕焼けは見えませんでした。残念。今10時ですが、外はちょっと薄暗いかなあという感じです。

昨日健康法について書いたときに、夕食の後軽い運動と書きました。それでどんなことができるのか、ヨガを軽くやってもいいんだけど、思いついて、ラジオ体操の第一と第二を、35年ぶりくらいにやりました。最後にやったのは、たぶん中学3年でしょうね。高校は「住高体操」というオリジナルの体操がありましたから。

あ、もちろんうろ覚えですから、YouTube見ながらですよ。

やってみたら、結構リズムと動きが早いですね。 どちらも3分くらいです。ヨガの先生としては、これはもっとゆっくり、倍かそれよりもうちょっと時間をかけてゆっくりやったほうが、ストレッチにもなるし、いい運動になるんじゃないかなあと思いました。どうせこのスピードじゃ、息が切れることもないんだし。

それに多分やる人はお年寄りが多いと思うので、このスピードじゃやれない人も多いんじゃないかなあ。

ところでラジオ体操といえば、思い出すことがあります。

うちの子供たちが9歳と11歳のとき、夏に日本に行ったときに、日本語の勉強もかねて、イトマンのスイミング教室に2週間行かせました。そこでレッスンの前にラジオ体操があったのです。でももちろんうちの子供たちは知らないので、適当にまねをしながら、お茶を濁してました。

夏季の子供教室でたくさんの子供たちがいて、親たちはプールの上からガラス越しで見るのですが、うちの子供たちは髪の毛黒いし、遠目には日本人にしか見えないので、ふざけた態度悪い子供たちと思ったでしょうね。

まあそれ以来、うちの子供たちは、なんとなくラジオ体操っておもしろいと思ってるみたいです。

夏に日本で実家の近所の室内プールに行くと、なぜか1時間ごとにプールからあがらさせられるのですが、 そのときにラジオ体操の音楽が流れて、他の利用者たち(大体老人)はみんなやってます。ルイたちはニヤニヤしながら見ています。

ところで、イギリスでは、日本のトヨタやホンダなどの工場で朝にラジオ体操をすることは、広く知られています。でもこれって今でもやってるんでしょうかね?

上に住高体操と書きましたが、懐かしいなあとおもってYouTubeで探してみましたが、やっぱりありませんでした。どこかで見れないかなあ。

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2015年6月20日土曜日

健康法

インドの聖人でありヨギの、サドゥグルの健康の秘訣のビデオを見たので、簡単にまとめてみます。

サドゥグルによると、健康の秘訣の要素は、食事と運動と休息とのこと。これは誰もが納得のいくところだと思います。

食事については、40パーセントは果物や野菜から取り、大人は1日2回きちんと食事をすれば十分とのことです。この2回は5時間くらい離れているのが理想で、夕食は就寝の3時間前には済ますこと。内容は、食べたあと、体が重く感じるようなものはよくないと言っています。

それから、夕食の後、軽く運動することを薦めています。ダンスでも散歩でもいいとのことです。

運動に関しては、人間は3種類の動きが毎日必要とのことで、前屈、後屈、そして左右にねじる運動です。ヨガが健康にいいのは、そのせいかもしれません。それ以外の運動については、運動量についても種類についても、特に触れていませんでした。

そして休息。これが一番興味深かったです。なぜなら、サドゥグルは前々から、5時間も寝れば十分と言っていたからです。

もっと興味深いことには、引き寄せの法則のエイブラハムも6時間で十分といっていたし、セス(60年代にチャネリングされたあちらの世界の人)も5-6時間と言ってます。 こういうスピリチュアル関係の人(というか、あちらの世界のエンティティーというか)は、健康法とか食事とか、具体的なことは大体言わないものですが、みんなが睡眠時間は世間で言われているよりももっと短くていいというので、何かあるのかなあと思っていたのです。

サドゥグルは、休息はとても重要だけど、休息=睡眠というわけではないといってました。休息とはつまりからだのシステムに無理を与えないことだとか。野菜中心の食事を取り、食事と食事の間に胃腸を休ませることで、起きていても体は消化するという大作業から休息を取れているわけです。これは私はすごく納得いきます。そういえば昔見た科学番組で、大きい食事を取ると、体内のかなりのパーセントの血液が消化器官に行くと言っていたのを思い出しました。

そして、こういった基本的なやり方で体が休息を、起きていても十分取れるようになれば、夜は睡眠時間はだんだん少なくて済むようになるそうです。

これはすごく興味深いです。だって私は常々、睡眠は気持ちいいけど、もっと短時間で済ませられれば、もっといろんなことができるのにと思っていたからです。睡眠5時間も取れば十分って ことになれば、かなり他のことする時間が増えるのに。って、まあ今も5時間くらいの日は多いんだけど、やっぱりぜんぜん十分ではありませんからね。

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午後9時半くらい。うちの庭から撮りました。

2015年6月19日金曜日

心の平安の秘訣

インターナショナル・デー・オブ・ヨガのイベントで、ヨガ関連のレクチャーなどをいろいろネットで読んだり聞いたりしました。

ヨガはもちろん体のための運動ではあるんだけど、究極的には、心の平安のためにするものだと思います。気軽にヨガを始める一般の人も、90パーセントは健康のためと思ってはじめても、心のどこかでは、何かそれ以上のものを見つけられるんじゃないかと期待しているじゃないでしょうか。そうでなければ、ヨガ以外のエクササイズはいろいろあるんですから。

心の平安。 それは幸福と同意語なのか。昔はそうは思わなかったですね。でも今は、そうなんじゃないかと思います。自分や周りに何が起きようとも、心の平安が保てれば、それって幸福だと思いませんか?

平安は、実は誰も心の中に持って生まれたものだそうです。誰もが、心の奥底に、「心の平安」が潜んでいるんです。でも問題は、それを知らないこと。

なぜ知らないか。それは、心に中にあまりにもゴミがありすぎて、 気づかないからです。

どんな曇りの日でも、天気の悪い日でも、雲の上には太陽がさんさんと輝いているって考えたことありますか?

エイブラハムのたとえによると、コルクの栓と同じだそうです。普段のわれわれの状態は、コルクを水の底に沈めて、それを手で必死で押さえつけている状態。その手を緩めるだけで、コルクは水面に浮上してくるのに。



つまり簡単に言い切ってしまえば、そんな風に、心の中には平安があるのに、われわれの人生・・・というか、そんな大げさなものではなく、日常生活には、あまりにもゴミがあるから、それが心に平和をさえぎり、幸せになれないわけです。

何がゴミか?これは人によって違うと思うけど、例を挙げると、どうでもいいのにこだわってること、楽しくないこと、義理、しがらみ、意地、世間体、プライド、ちょっとしたイライラ、自分の正当性を押し通すこと、人のすることに関与したり口出しすること。

これは別に新しい考えではないのだけど、今日改めてつくづくと、「そうか、私の人生からゴミを取り除けばいいんだ。」と、目からうろこが落ちるように感じました。

気分が悪いこと、イラっとすること、腹が立つこと、気になること、心配なこと、口惜しいこと。そういったことからは、気づいたらすぐ、距離を置こうと思います。そして具体的に、付き合って楽しくない人達とは遠ざかっていこうと思うし、心配事からはあらゆる手段で心をそらして、 好きなこと以外はできるだけやらないようにしようと思います。

そんなこと簡単にはできない立場の人もたくさんいるだろうけど、こうして考えると、私って本当に自由な立場。シンプルにシンプルに、楽しいことだけをして暮らして生きたいです。

今日の夕日はこちら。海辺のカーパーク。時間は8時半くらいなので、夕日というには日が高いです。今日は日没は10時過ぎでしたよ。

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2015年6月18日木曜日

インターナショナル・デー・オブ・ヨガ

この来る日曜日、6月21日は、初の国際ヨガの日です。xxxの日って日本では一年中あるけど、このヨガの日は、なんと国連が音頭を取っているんです。リンクはこちら日本語のリンクはこっち

サドゥグルというインドのヨギによると、今現在世界では、なんと20億人が何かの形でヨガをしているそうです。世界の人口が70億ですから、3人に一人に近いほどです。といっても、「何かの形」ですから、結構いろんなものが混じっているとは思いますが。

この数もすごいですが、国連という団体が企画しているというところがまたすごいです。

それで個人的なことですが、はっきりと思い出すことがあります。

いまから20年位前、それまで勤めていた投資銀行の仕事をやめて、ヨガの先生を始めたころです。銀行を辞めて、1年近くアロマセラピーとリフレクソロジーの学校に行きました。それで生計を立てていくつもりでいたのですが、ぜんぜんそんなつもりなかったのにヨガの先生の仕事も始めました。

それである日、知り合いの女性にアロマセラピーしていて、その人が「私のヨガの先生は・・・・」と言ったのです。そのとき思いました。みんなが行きつけの歯医者さんがあるように、誰もが行きつけのヨガの先生やヨガのクラスがあるようになればいいなあって。

そしてふと、私のライフワークは、草の根的に、いろんな人に、できるだけ多くの人にヨガのすばらしさを知ってもらうことだとと感じました。そしていつか近い将来、誰もがヨガをするようになれば。

そのときは本当に駆け出しだったし、それどころか、まだ本業はアロマセラピストでしたから、どこからそんなインスピレーションが来たのかわかりませんでした。でも、銀行時代には仕事に意義を見いだせなくて、やりがいのある自分のライフワークを模索していたから、 強く記憶に残りました。

そのころは、イギリスやっとヨガが人気が出てきたころでした。マドンナやスティングがヨガをしていると、話題になっていたころです。ヨガのクラスは、珍しいってほどではなかったけど、今のようにどこのジムに行ってもヨガのクラスがいくつもあるという時代ではありませんでした。私がそのころ習った先生のうちの二人は、今では世界的に有名なアシュタンがヨガの先生なのですが、当時はロンドンで教え始めたばかりで、毎週ごく普通にレッスンに通っていました。

そのころ、ロンドンですら、ヨガ専門スタジオというのは、3つか4つくらいしかなかったです。

ヨガの先生になってからも、需要はそれほど大きくないですから、これだけで食べていくのは無理だなあとずっと最近まで思っていました。

それが気づいたら、ここ数年でヨガってそんなに人気が出てきたんですね。しかも、一時的な人気というのでもなさそうです。

世界で20億人って、もしも本当なら、行きつけの歯医者がある人よりも多いんじゃないだろうか・・。

あくあさんが、「具体的に目標を立てたころは必ずかなう」と自分のブログに書いてましたが、これも同じような引き寄せの法則現象だと思います。

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2015年6月16日火曜日

レコード

ルイのガールフレンドの誕生日が先月でした。それでルイがあげたプレゼント。何だと思いますか?

レコードです。CDではなくて、あのぐるぐる回るレコード。レコードがイギリスでは今、一部で人気が上がっているんです。値段はCDの倍くらいします。

それがですね。誕生日は先月の20日くらいだったんだけど、やっと今日プレゼントを上げることができたんです。

エラちゃんが欲しかったレコードは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのカリフォルニフィケーション。
それをちゃんと誕生日までに届くように注文して、ちゃんと来ました。そしてそれを持って、誕生日パーティーに行ったんです。

そうしたら、ルイからメールが来ました。レコードがプレイできないとのこと。プレイしない?いや、レコードはアナログだから、必ず音は何か出るはずです。それで電話で話したら、音が飛ぶとのことでした。

そういえばありましたよね。思い出しました。レコードの傷。そう、CDと違って、レコードはややこしいんです。傷に気をつけないといけないし、だから郵送も破損のリスクはいろいろあります。割れやすいし、大切に大切に扱わないといけません。

アマゾンのマーケットプレースで買ったのですが、アフターサービスは文句ありませんでした。レコードの傷の写真を取ってメールしたら、翌日に届くように新しいのを送ってくれました。

ところがです。これまたレコードのややこしさ。また傷ものだったのです。しかも同じトラック。多分、郵送による傷ではなく、製造する時点で問題があったんでしょうね。アマゾンのレビューを見たら、同じレコードで同じような経験をした人が数人いました。それでメールすると、今度は即座に返金してくれました。

それで今、家にはこの同じレコードが2枚あります。どちらも傷物。そしてわれわれはレコードプレーヤーすらも持ってないのだけど。

エラちゃんには、ルイが今度は違うレコードを注文しました。フローレンス&ザ・マシーンの最新版のようです。それが今日届いて、私がエラちゃんの家にルイを迎えに行ったときに、帰り際にやっと渡せました。

さっきメールがあり、今回はちゃんと無傷だったそうです。ほっ。

レコードって、やっぱりいいですよね。まずジャケットが大きいので、アートワークがアート。 傷つきやすいから、こちらが大切に扱わないといけないところもいいです。そしてあのにおい。覚えてますか?新しいレコードをジャケットから取り出すときの、プラスチックっぽいレコードの独特のにおい。(でも、今回買ったレコードはこのにおいがなかった気がします。素材が昔とは変わったのかなあ。)

まあしかし、傷が付きやすいとか壊れやすいとか、いろいろ面倒なことが多いのも確か。音も徐々に悪くなっていくし。レトロに回想するときって、いいことばっかり思い出すけど、みんながあっという間にCDに鞍替えしたのには、それなりの理由があったのでした。

何かこの二つの長所を組み合わせたようなものはできないでしょうかね。30センチのCDとか。

最近夕日がきれいなので、 「今日の夕焼けシリーズ」をはじめました。

エラちゃんの家からの帰り。馬がゲートの向こうに写っています。
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2015年6月14日日曜日

交通事故死統計

先日たまたまイギリスの交通事故死者の統計を見てちょっと驚きました。事故死者の数が驚くほど下がっているのです。

歴史的には1966年が一番ピークの7985人で、そのあとは徐々に下がり1980年には5953人と、25パーセントくらい減ってます。

そのあとがかなり急に減ってきています。
1990年 5217人
2000年  3409人
2005年 3210人

このあたりからどんどん減りだして、2013年は1713人にまで下がっています。1966年から比べると 8割近く、2000年からは半減、2005年からは47パーセント減っています。

興味が湧いたので日本の統計も見てみました。日本も同じように下がっています。

↑ 過去20年間における年間交通事故死亡者推移(2014年分反映)

 1995年以前はわかりませんが、2000年からは半数以下に、2005年からは40パーセントも下がっています。

うちのルイが生まれたのは1998年、チャーリーは2000年。それからそんなに月日がたったとも、(IT関係を除く)世の中が変わったとも 思えないけど、実は地味に着実に、世の中はよくなってきてるんですね。

何でもかんでも「昔はよかった」で、今は世の中すべて悪くなってると思い込んでいる人が多いけど、全然そんなことないのになあと思ってましたが、ここにもその証明が。

事故死者が減った原因は、日本の統計によると、シートベルトの着用や、飲酒運転やスピードの取締りの強化、車の安全性の向上、そして医療の発達があげられていました。

ちなみにイギリスの人口は日本のほぼ半分。ということは、人口の比率的には日本のほうが事故死がかなり多いことになります。

確かにイギリスで大きい事故を見ることはめったにありません。丸々一日運転して遠出しても、事故を目にすることは珍しいですから、感覚的にやっぱり日本のほうが多い気もします。

ただ、イギリスでは子供は大人なしで外を歩くことはめったにありません。自転車の数も少ないですから、その辺も死亡事故の少ない理由かもしれませんね。

どちらにしてもすばらしいことです。このトレンドがこれからも続きますように。あ、私もますます安全運転心がけます。

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2015年6月13日土曜日

チャーリーの新しいあだ名

先日スイミングクラブの月謝を払いに行ったら、クラブの会長さんにチャーリー宛の手紙を渡されました。???? 何か悪いことをしたとか???と思っていたら、

「チャーリーに来期の女子キャプテンを努めて欲しいの。」と言われました。「チャーリーは練習も熱心で、結果も出してるし、あのくらいの年にしては、フレンドリーで大人に対しても礼儀正しいし、適任だと思うから。」とのこと。

チャーリーって礼儀正しいの?あいつ、礼儀悪いなあってちょうど思ってたところだったんだけど、安心しました。

それでその手紙を開けないでチャーリーに渡したら、チャーリーは驚いて、「でも私まだそんな年じゃないのに・・・。」と言ってました。

そうなんです。水泳クラブって下は6歳くらいから、上は大人までいます。でも競泳に出るのは大体9歳から18歳くらいまで。 なのでもうちょっと年上の人がするのが普通です。それにチャーリーは18ヶ月くらい前まで他のクラブで泳いでいたから、このクラブでは新参者。なのですごく意外でした。

よかったね、これからもがんばってよいキャプテンとなって欲しいものです。

その夜、ルイがそのことを知って、へ~という感じでした。

「チャーリーはフレンドリーで礼儀正しいんだって。あんたは、性格はすごくいいのに、愛想悪くてぶっきらぼうだから、誤解されるんだよ。もっとフレンドリーになりなさい。」と、藪から棒に叱られてました。私に。本当に、とばっちりもいいところですね。

もちろんルイのほうが長く泳いでるし、ルイはちょっと気分悪いかと思っていたら、ぜんぜんそうでもなく、むしろちょっと嬉しそうでした。そうなんです、ルイは性格いいんです。

でも早速ルイは家でチャーリーのことを、「キャプテン」と呼んでいます。チャーリーは一生ルイからこのあだ名でよばれるのか。。。?

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2015年6月12日金曜日

It's a load of rubbish!

イギリス人がよく言うことで、私が大嫌いな言い回し。それは、It's a load of rubbish.です。「むちゃくちゃ馬鹿らしい。」という意味ですが、あまりにも深い意味なくあちこちで言われて、常套句もいいところ。もともと日本語でも英語でも、人がよく考えもせずに発する常套句が嫌いです。

先日も書きましたが、ルイはいよいよGCSEというセカンダリースクール卒業の全国試験の終わりに近づいて来ました。3-4週間で24も試験を受けます。今日は物理でした。物理でも2つか3つ試験があり、今日のテストはそのうちの一番基本的な試験だそうです。

その問題のひとつが、スピードガンで近づいてくるボールのスピードを測ることについてでした。それの波動についての質問だそうです。

私は実は物理が大の大の苦手でした。高校のときは途中まではつまらなくて、途中から急に理解不能になりました。

それでルイがそのスピードガンの問題を説明してくれたときに、「波動って?」ということになりました。「波動って、音だけでなくて、光も波動なの?」と聞くと、説明してくれましたが、説明が下手なのもあり、ぜんぜんわかりません。

それで言っちゃいました。It's a load of rubbish!って。

言って自分で笑ってしまいました。人がなぜ、どういうときにこう言うか、はっきりわかりましたよ。自分が理解できないときに、「馬鹿馬鹿しい!」って断言するんだと思います。たいていの場合、自分の理解力が足りないことを否定するために。そのことをルイとチャーリーに言うと、二人も納得してました。

そして今晩、食事のときに栄養学や病気の話になりました。そしたらルイとチャーリーが、二人してデイブとの議論をわざとややこしい話にもって言って、「お父さん、どう思う?」とニヤニヤしながら聞いてました。Load of rubbishって言わせようとしてました。

そう、デイブはしょっちゅうニュースなどの時事番組を見て、It's a load of rubbishと言ってます。この表現も嫌いだけど、自分から選んでニュース見て、テレビに向かって政治家や財界人に文句言う人も嫌です。

って、もっとも私も昔それをやっていて、自分でぞっとして、ニュース見るの辞めました。

今日の初めては、新しいヨガの先生に初めてコンタクトしました。

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2015年6月11日木曜日

インセンスで気になること

私の最近のささやかな趣味はインセンス。インドのお香を焚くことです。でもデイブがにおいが嫌いだとかインネンをつけてきたので、朝、彼が出て行ったあとに、朝ごはんのあとに焚いてます。

でも実はチャーリーも嫌いみたいです。なぜなら煙いから。これはなんとなく私もわかります。私も子供のころからお線香が煙いから嫌いでした。

煙いというのがちょっと気になりました。それで調べてみると、がっかりなことがわかりました。お香には発がん性があるとのことです。でもその可能性は、「長く毎日使い続ければ、統計的にわずかにリスクが上がる。」という程度のようです。

確かに、日本や中国では毎日のように家の中でお香が何本も焚かれるわけだし、多分インドでもそう。お寺なんかに行ったら、それこそもくもくと焚かれているんだから、私が家で細々1日1本焚くのとはぜんぜん量が違います。

まあそれでも、一応将来自分の責任になると嫌なので 、子供がいないときに、一日1本にとどめておこうと思います。

でもお香が発がん性があるなら、他にもいろいろあるだろうなあと思ってちょっと調べてみました。タバコ、直射日光は有名ですが、あまりよく知られていないようなものをちょっとあげます。

アルコール
やっぱりだめだそうです。

プラスチックの容器
特に電子レンジに入れるとよくないとか。わかっていても、買う時点でプラスチックに入ってるからなあ。

ノンスティックのフライパン
火にかけると、発がん性物質がでてくるそう。でもノンスティック以外のフライパンなんて使い勝手わるいし。

化粧品

掃除用の洗剤
主婦がよく掃除をする家は、実は発がん性の空気に汚染されてるとか。だから家族のために掃除は控えましょう。

暖炉
インセンスと同じで、煙はどんなものでもよくないそうです。

都会の空気

赤味の肉と加工肉

運動不足

などだそうです。要するに、すべてを避けるなんて事はとてもできないってことのようです。うちは田舎なので空気はきれいだわと思っていたら、ラドンも発がん性があるそうで、われわれの住むデボンはラドンのレベルが高いことで知られています。

昔、大学時代飲み会に行ったときに、「魚のこげを食べると発がん性があるから」というようなことを言ったら、先輩に、「そんなんタバコ1本吸ったら同じやん。」と言われました。ごもっとも。そのころは私は喫煙者でした。

まあ私が子供のころは、親は家の中でタバコ吸っていたし、日焼け止めなんてなしで外で遊んでいたし、そのころに比べると、すごくリスクは減ったことでしょう。

そういうわけで、せっかくの新しい趣味に水を差されてしまいましたが、ささやかに1日1本、一人でお香を焚こうと思ってます。

今日の初めては、ある人に初めてあるものを送りました。ここに書きたいけど書けない。苦しい。

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2015年6月9日火曜日

数学のテスト

イギリスは今試験のシーズン。ルイはGCSEという試験の真っ最中です。これはセカンダリースクール(中学と高校が一緒になったようなもの)を16歳で卒業するときに受けるテストで、科目ごとに受け、しかも科目もその中で分かれていたり、同じ科目でいくつも試験を受けたりしないといけません。全国で一斉に行われます。

先日4つ目の数学の試験がありました。ルイは数学は一番得意中の得意です。

試験後の感想は、問題ないとのこと。そして最後の問題(一般的に一番難しいとされている)を、自分の回答と共に教えてくれました。確率の問題です。

あらら・・・・・

「ルイ、間違ってるよ。」と指摘してあげました。

ルイはすごくショックを受けてました。間違えたのもショックだけど、お母さんの指摘されたのが一番ショックだったようです。

そういえばここで、半年か一年位前に書きました。どうも子供たちの数学の、確率がちゃんと教えられていないような気がするって。 二人とも数学得意なのに、確率だけは、基本的なコンセプトがわかっていなくて、私が説明したんだけど、きっと母親の説明なんて、まともに聞いてなかったのでしょう。

今になって躓いてやんの。まあ、ここから先の人生は、自分で失敗して学ぶっていうことやね。

数学のGCSEは、同じレベルのものが何種類があり、ルイが受けたのではないほうのテストで、「今迄で一番難しい問題」が出たと、ニュースになってました。そちらも確率の問題でした。

自慢するわけじゃないですが、私は超文系で数学は苦手だったんですが、共通一次のためだけに数一だけ勉強しました。その私でもできました。

イギリスの学校って、前からうすうすそう思ってたけど、確率の教え方が下手なんじゃないだろうか???

ルイは2年後のAレベル(大学入学のための全国試験)も数学をするのですが、本当に根本から理解しないと、確率でまた躓くんじゃないかと、ちょっと心配です。

ちなみに、興味のある人のために 、このニュースになっていたほうの問題を載せておきます。がんばってみてください。

(訳
袋の中にN個の飴があります。このうちの6つはオレンジ色です。その他は黄色です。
ハナが袋から飴を取り出して食べます。
ハナがまた袋から飴を取り出して食べます。
2つともオレンジの飴の確率は3分の1です。
n²-n-90=0となることを証明しなさい。)

Exam question

(ところで話はぜんぜん変わりますが、n²ってどうタイプするのかなと調べてみたら、次のようにするそうです。ちなみに、イギリスのキーボードのみかもしれません。
ナンバーロックをして、ALTキーを押しながら右の数字パッドで0178とタイプして、ATLキーをはずすと、2乗が出てきます。マジックみたい。 )

ということで、今日の初めては、2乗のタイプの仕方を初めて知りました。

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2015年6月7日日曜日

庭の物置の断捨離

この週末は、昨日午前中しっかりワークショップを開催して、よく働いてよくお金をいただいたので、今日は久しぶりにのんびりと予定のない日曜日・・・ということで、天気がよかったのでバーベキューをして、だらだらガーデニングでもしておりました。

そうしたら、むくむくと湧いて来てしまいました。本当貧乏暇なし。ちょっと時間ができると、やりたくなるんです、断捨離。ここ1年ほど、特に必要もなかったのでやってませんでした。

必要もないと書きましたが、それは家の中のこと。家の外は実は大変なものがいくつかあり、そのひとつがこの、ガーデン用の物置です。この中がとにかく長年のガーデン用具というか、不用品というか、たまりにたまってました。使いかけの肥料とか薬品とか、道具とかガーデン用手袋とか、山ほどたまった植木鉢や、その他、なにか役に立つだろうと置いておいたもの。子供たちが小さいころ庭で使っていたおもちゃまで。

ここ数年気になってましたが、とにかく大変そうなので、やる気が起きませんでした。でも今日の夕方、急にむくむくと断捨離したくなったのでした。

やってみると、40分くらいでできました。「片付けよう」と思うと大変ですが、「捨てよう」と思うと、気が楽どころか、楽しいくらいです。

捨てるものはこちら。ゴミ袋5袋と、植木鉢などの山3つ。フラフープ、のこぎり、壊れたスレッジハンマー 、熊手、何かわからない道具。ゴミ袋の中は、長靴とかバスケットとか植木鉢とか肥料などのビン類。

捨てるもの捨てたら、片付けってあっという間ですね。こんな感じです。こうしてみるとあんまり物は減ってる感じはしないし、片付いてるようにも見えませんが、たくさん捨てました。

これをごみの日に道路に出すわけですが、ちゃんとゴミ回収の人、もって行ってくれるかちょっと心配。いやそれよりも、この重いごみをどうやって運んでいくか・・・。

今日の初めては、新しいお香をアマゾンで注文しました。今日といっても昨夜の12時過ぎなんですが、テクニカルには今日。夜中って、このくらいのちょっとした値段のもののネットショッピングにとっては、魔の 時間帯ですなああああああ。しばらく、新しいお香をトライするという趣味で楽しめそうです。

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ついでに、菜園の写真。手前が人参、その向こうがイチゴと絹さや。その左がトマトとソラマメ。向こう側左はジャガイモ。

ポイントカードとか

今日は主婦的な所帯じみた話で失礼します。先に謝っておきます。

日本でもポイントカードっていろんな店がやってますが、イギリスでは主なのはテスコというスーパーのテスコ・クラブ・カードと、セインズベリーズというスーパーのネクター・カードです。どちらもスーパーだけではなく、ガソリンスタンドでも集められるし、ネクターのほうは、ネットショッピングを含めたいろいろな店でポイントがもらえます。

他にもいくつかありますが、何しろそんなにカードを持ち歩きたくないから、私が使うのはこの2枚と、他によくいくスーパーのものだけです。

点数が集まると、その分が買い物するときに値引きしてもらえます。でもそれだけでなく、このポイントを、レストランの金券とか映画や遊園地の入場料のチケットに変えることもできます。そしてその場合はたいてい、普通に値引きしてもらう何倍かの値段の金券と引き換えられます。

それでそのシステムを使って、チェーンのピザレストラン(Prezzo)の金券をもらいました。5ポンド分のスーパーのポイントが、レストランの20ポンド分の金券に 変えてもらえました。

それで今日は、久しぶりに夕方誰も予定がなかったので、家族で出かけました。レストランの雰囲気はよかったです。味もまあまあかな。4人でピザ4枚と、デザート2つ、ソフトドリンク3杯とビール大瓶2本(全部デイブが一人で20分くらいで飲んだ)で、75ポンドくらいでした。なので現金で払ったのはチップを入れて60ポンドくらいかな。

悪くはないけど、割引がなかったら高目だと思います。

別のピザレストランの同じような金券もあったので、次はそちらをトライしようと思います。

ちょっと違うけど、近所の別のスーパーでは、買い物10ポンドことに小さなステッカーをくれて、これを用紙に貼り、20枚たまったら包丁と交換してくれるというキャンペーンをやっていました。うちは食費が高いので、すぐにたまって、包丁2本もらいました。

このステッカーをもらって用紙に貼るっていうのが、なんかレトロですね。昔からこういうのありましたよね。スーパーで券もらって貼って、たまったら値引きになったり、もっと楽しかったのは、ぐるぐる回すくじが引けるというもの。

このスーパーもポイントカードのようなものをやっているので、こんな風にステッカーを貼るというシステムにしなくても、デジタルで処理できたと思うんだけど、何かこう、実際に小さい券やステッカーを何枚も集めてきちんと貼るというのが、消費者の、「もっと買い物して集めるぞ。」という意識につながるとか、マーケットリサーチされているのかもしれません。

この包丁の場合も、割と短期で集まって2本もらいましたが、400ポンド買い物したわけですから、こうしてよく考えてみると、あんまりお得でもないですね。

 今日の初めては、この、初めてポイントカードのポイントで食事に行ったということです。

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2015年6月5日金曜日

最近凝り始めた些細なこと

3月の誕生日にインドに行った来たばかりのヨガの生徒さんからインドのインセンスをもらいました。インセンスとはお香のことです。4種類の香りが全部で100本くらい入っていました。

最近はインセンスを焚くなんてことはぜんぜんなかったのですが、そういえば昔は焚いたころもあったので、引き出しを探してみたらインセンス・ホールダー(お香立て)が出てきました。それでちょこちょこ焚いてみました。

お香の香りが大好き・・・・なんてことはありませんでした。毎週行っているヨガのセルフプラクティスグループで焚かれるお香は、煙くて嫌なだなあと思うくらいでした。でもだんだん焚いてるうちに、なんとなく好きになってくるんですよね。

それでネットでインセンスを探してみたら、なんと最近興味を持ち出したサイババのブランドのインセンスが売っています。売っているどころか、これが西洋で一番人気のあるインセンスだそうで、アマゾンではほとんど売ってるのはこのブランドばかりでした。由来を調べてみたら、ある老舗の会社が作ってるインセンスで、サイババが一番好きなインセンスだとのことで、名前をもらうという栄誉を得たそうです。

 Image result for sathya sai baba incense

それで3箱買ってみました。一箱12本入りです。

そしたら、やっぱり有名なだけありました。まず匂いがいいです。そしてすごく長く燃えるんです。45分くらいかな。それから、これはもしかしたらどんなインセンスでも同じかもしれないけど、煙の上がり方がきれい。

そういうわけで今、急にお香に凝っています。そうしたら思い出しました。数年前京都のお土産で、小さい箱に50本くらい入った お香をもらったのでした。千日香等の仏壇に供えるお香とは違って、紫で短いです。そういえば京都で、おしゃれなお香屋さんを見かけた記憶があります。日本でも流行ってるのかな。昔は、仏壇に供えるお香は、煙くて辛気臭い匂いがすると思って 嫌いだったんですけどね。

そういうわけで今は家にお香がたくさんあります。毎日焚けるわ、と思っていたら・・・・

デイブが、自分はインセンスは嫌いだと今になって言い出しました。

ふん!!!

なので、平日はデイブが家を出た後に焚いてます。安いしいろいろ試せるし、結構楽しいですよ。明日はヨガのワークショップでも焚くつもりです。

今日の初めてを忘れていました。今日はチャーリーを迎えに、初めて行く近所の小学校に行きました。

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お金と自由

魚座のせいなのか、私は昔からお金に対する執着心がほとんどありませんでした。出世したいとかいい職に付きたいとかいう野心もなかったし、経済力のある人と結婚してなどと思ったことも一度もありません。だから大学も、ロシア語の、しかも文学専攻とか、まったくお金にならないことを勉強しました。(もっとも今ではロシアもお金持ちが増えて、ロシア語ペラペラならそれはそれでいい仕事があるらしいですが、残念ながらロシア語はぜんぜん覚えてません。)

ロンドンに行ったときも、まあ何か仕事があるだろうという軽い気持ちでした。幸いシティーで仕事が見つかって、転職したり昇進したりして、まあまあの地位とお給料をもらってましたが、それも8年後に、もっとヨガをしたいという理由で辞めました。

その後今に至り、ヨガの先生をして細々暮らしてます。海の近くで菜園と果樹園をしながらの暮らしって、それはそれで夢のような暮らしではありますが、現実的には子供が二人もいると、やっぱり霞を食べて暮らしていくわけには行きません。

ここ数年、やっぱりお金ってあるほうがいいなあと思うようになりました。(遅すぎるって?)安定した暮らしとか、ワンランク上の暮らしとかいうことではなく、お金があると解決する問題や、ストレスにならないこともあるし、精神衛生にいい部分も大きいですよね。

でもそれにもまして、一番思うようになったのは、お金=自由っていう面も大きいなっていうことです。資本家でない限り、勤め人は時間を切り売りしてお給料もらうわけだし、一生不自由しないお金が銀行に寝ていれば、働く必要はないわけです。

そして私はすごく旅が好きなのですが、お金がないとやっぱり旅行はできないですよね。お金と時間がふんだんにあって、いつでも思いついたときに好きなところに旅行できたら、本当に楽しいだろうなあ。

でここ数年は、素直に、お金をもっと稼ごう、お金はやっぱり幸せには必要なものだと思うようになってました。

それがここ数日、また改めて考えが変わりました。なぜこういう考えが浮かんだのかはわかりません。

お金=自由っていう面が大きいって書いたけど、本当の意味の自由って、お金のあるなしにかかわらずハッピーに暮らせることだと思うようになったのです。

旅行ひとつとっても、お金なしで旅行することも可能です。貧乏旅行もその気になればいろいろできるし、ヒッチハイクもできます。極端な例だけど、デイブの昔の友達は、イギリスから自転車でイスラエルまで旅に出てました。個人的にも、今までの旅行で一番楽しかったのは、大学のときにヨーロッパを電車でバックパック背負って旅したときと、会社を辞めて一人でアイルランドでユースホステルを渡り歩いて旅した時かもしれません。

高級レストランやホテルのラウンジで夜を過ごすのも幸せだけど、星空の下で一人でテントを張って過ごすのも幸せだと思います。安いユースホステルで、知らない人達とがやがや楽しい夜を過ごすのも幸せだと思います。

大きい家や高級マンションに暮らすのは幸せだけど、方丈記じゃないけど、4畳半の小さな部屋で簡素に満足して暮らせる人は、すごく幸せな人だと思います。

お金があると、貧乏ではできないいろいろ楽しいことや新しい経験ができて楽しいだろうけど、お金がなくても平気で、楽しく幸せに暮らせること。これが本当の自由なんじゃないかな。

お金がたくさんある。が、お金がなくても幸せに暮らせる。これが一番ですね。

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2015年6月2日火曜日

映画 ウーマンインブラック

先日久しぶりに家族がみんな家にいることがあったので、上記の映画を見ました。ハリーポッターのダニエル・ラトクリフが主役で話題になった映画です。

怖い映画だと聞いていたので、私は封切り当初は、話題にはなっていたけど、見る気はありませんでした。でも見に行った友達が、ぜんぜん怖くない、いい映画だといっていたので、ちょっとだけ興味がわきました。

この日は、いくつかある映画の中から子供たちが選んだのですが、二人ともこの映画を友達の家で見たことがあるとかで、それでもまた見たいとのことで、見ることになりました。また見たいというくらいだから、きっとすごくいい映画なのだろうと期待して。

でも、ぜんぜん期待はずれでしたよ。

確かにシーンはすごく雰囲気がありました。特にイギリス人以外の人達にとっては、すごくイギリスらしくて、いい雰囲気だったと思います。

一応怖い映画なので、ぞ~っとする部分はあります。 びびらせられる部分もあります。でもその仕掛けが、今の時代の映画としてはあまりにもチャチ。お化け屋敷程度の特撮です。

このウーマンインブラック(黒装束の女性)が、女優さんなのかただの人形なのかわからないほどひどいです。どうせなら、しっとりした女優さんがもっときちんと演技して、優しい女性らしさ、母性の裏に秘めた恐怖として表現したほうが、もっとしみじみ怖かったはず。

ストーリーは、最初は「いったい何が・・・?」といったミステリーで、後半に秘密がわかります。 その筋書きはいいのですが、エンディングが私はぜんぜん気に入りません。

ここからはネタばれですが、いいですよね。きっと私がよくなかったと書いているので、あなたも見ないでしょ。

でも、ネタばれ嫌な人はここでさようならですよ。

最後に村の子供たちが死んでいく謎がわかり、その呪いの主の黒装束の女の息子の死体を、ハリー(いや、この映画ではアーサーでしたが)が必死の思いで沼から引き上げ弔います。これで一件落着と思ったところで、アーサー自身の息子がロンドンからやってきます。そしてハッピーエンディングかというところで、この黒装束の女がまた現れ、アーサーとその子供が汽車に轢かれて死ぬという話です。そして死後、出産時に死んだアーサーの妻と出会い、やっと3人が一緒になれるというエンディングでした。

まずアーサーの努力がぜんぜん報われないところが気に入らない。それから個人的に、列車事故が大嫌い。そして一番思うのは、出産時に死んだアーサーの妻が、自分の命と引き換えに産んだ子供の死を簡単に受け入れているエンディングです。

どうせなら黒装束の女の母性から来る残虐性と対照的に、アーサーの妻の母性の息子への愛を描くこともできたのに。

いろんな意味で残念な映画でした。

それに私、やっぱり怖い映画すごく嫌いやし。唯一の救いは、1時間半くらいの短い映画だったことですよ。

ところでぜんぜん話は変わりますが、Womanっていつからウーマンって日本語で言われるようになったのでしょうね。英語の発音は、ウーマンじゃぜんぜん通じません。ウォマンというのが一番近いと思います。しかもウは、大げさに口を尖らせて発音します。Wって、実は日本人にはすごく難しい音だと思います。

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